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おまけ ものがたり

誤字脱字報告ありがとうございました!

「パパァ!これよんで!!!」


 くたびれた平日の夜。娘を連れ帰り、バタバタと風呂掃除を終えてビチョ濡れになった父親の元へ、娘は一冊の本を押し付けた。


「お、どれどれ?あぁ、人魚姫!これねぇ………切なくなっちゃうんだよなぁ………」


「だいじょうぶだよ、パパ。これ、にんぎょひめ2.0だから」


「……………2.0?」


「そう、もう『なんとかで9ワリ』みたいな本はあきたから、『.0』本をよむようにしてるの」


「へ、へぇ………?」


 娘の発言に首を傾げつつ、父親はソファーに座ると、ペラリとページをめくった。


「えぇと、なになに……


『さぁ、この短剣で王子の胸を突き刺すのよ』


 闇夜の海面に浮かぶ下半身が魚の五人の女は、短髪の髪を揺らしてそう言った。愛する男の返り血を浴びれば、愛する妹に美しい鱗の尾が戻るのだ。暗がりの中、篝火に照らされた短剣を握り、人の愛を求め人の足で立つその人魚は―――


 多くの人の心に切なさを残した、あの超有名ストーリーの続編が今ここに!!


 人魚姫2.0―――新しい魂の力を手に入れた人魚姫の、もう一つの物語デスゲーム


 彼女の未来は、愛か、死か―――


 ………待て待て、テンションおかしいぞこれ。新作映画みたいになってるけど……」


「いいからいいから!パパァ!はやくよんでよんで!!!」


 父親は戸惑いつつも、娘に促されるままページをめくった。


「……風の精の力で新しい魂と融合した人魚姫。背後には仲睦まじく寄り添い眠る王子と隣国の姫。声を失った人魚姫は、心の中で叫んだ。『最っっ低!!!』…………はっ!?えっ!?なんて!?」


「わかるわ!!!」


 お惣菜の袋を手にして帰宅した母親が、突然リビングの扉を開け放ち、綺麗めなオフィスカジュアルの姿で、仁王立ちで拳を握りしめた。


「前々から思ってたのよ!!人魚姫に出てくる王子、ほんとクソじゃない!?」


「ママ、おちついて。これ、おはなしだから。ね、きたないことばを使ったらだめだよ?」


「………ごめんね、ママが悪かったわ………着替えてきます」


「うん、ありがとうママ。ご飯温めとくね」


 そして受け取ったお惣菜を電子レンジに突っ込んだ父親は、風呂掃除で濡れたズボンの裾をたくし上げつつ、よいしょっとソファーに座った。そして娘に促されるまま、次のページを開いた。


「王子への想いを漆黒の海に打ち捨てた人魚姫。船を抜け出した闇夜の浜辺には、残酷な妖魔に呪われ、瀕死となった魔術師の男が倒れていた。そこで人魚姫は、秘められた力―――人の姿で使ってはならない人魚の秘術を使い、光り輝く泡で男の暗黒の呪いを肩代わりしてしまう」


「ひかりのかがやきは、かげがなければそんざいしえない………」


「ん……?なんて言った?」


「なぁにパパ?はやくつづきよんで!」


 おかしな発言が聞こえた気がしたが、父親は首を傾げつつまたページを捲った。


「遊び人の王子から逃げ出した人魚姫は、海岸で魔術師の男と再会する。己が人魚姫に助けられたことを知らない男だが、妖かしの生き物や植物を育てる男は、それらを育てるために、有能な人魚姫を雇った。―――共に過ごすうち、徐々に男に惹かれる人魚姫。失恋したら死あるのみ。奇しくも、人魚姫は自らの生死をかけた戦い(DeathGame)

 を始めてしまったのだ」


「ふふふ………ゲームフェーズ2のはじまりね」


「そ、そうだね……?」


 娘の様子がおかしい。父親は、恐る恐る娘の様子を探りながら、続きを読んだ。


「妖かしの爬虫類によって人ならざる者と見破られた人魚姫に、男は刃を突きつけた。声を失った人魚姫は、叫ぶことも命乞いをする事も叶わない。しかし―――人魚姫には融合した魂により、新たな力が宿っていた」


「そう―――ことばをかきしるすちからよ」


「あー……お手紙が書けるってことだね?」


「いいえ、ことばをかきしるすちからよ」


「そ、そう……だね?」


 まさか、これは中学生に特有のあれ―――!?いや、しかし、早すぎる……!娘はまだ5歳だぞ!!何かを察知し始めた父親だが、いやまだ結論を出すには早いと、意を決して続きのページを開いた。


「言葉を書き記す力を手にした人魚姫は、魔術師の男と筆談を交わし、交流を深めていく。しかし、人魚の秘術を口外すれば日没と共にその力を失ってしまう。そのため、人魚姫は、魔術師の男を救ったのが自分であると告げる事ができない。そんな時、人魚姫と魔術師の男の前に、あの日、海岸で倒れていた男を助けたという、美しい女が現れた」


「やっぱり!!出たわねこの泥棒猫!!」


 グレーのスウェット上下にヘアバンド姿になった妻が、コンタクトを外しながらキィー!と洗面所から叫んでいる。妻は人魚姫の話に何かトラウマでもあるのだろうか………


「パパ?つづきは?」


「っと、ごめんごめん………」


 ハッとした父親は、娘の催促の声に思考を呼び戻され、再び絵本に目を落とした。


「……美しい女と魔術師の男の仲睦まじい姿に、心を痛める人魚姫。そんな人魚姫にじりじりと伸びる、妖魔の手。妖魔は男を助けた秘術をもつ、人魚姫の命を狙っているのだ。魔術師の男の目的は、妖魔を倒し国を救うこと。胸に呪いの残渣を隠し、秘術の切り札を持つ人魚姫は、己の命が尽きようと、愛する男と多くの民の命を守る事を決意する………かっこいいじゃないか人魚姫!」


「フッ……やっとこのストーリーのみりょくがわかったようだね、パパ」


「あぁ、解ったよ娘ちゃん……気付くのが遅くてすまなかった。やはり秘められた力、光と影、闇と魔術は永遠のロマンだった!!」


「…………え?」


「……ん?違うの?」


「なにその『ちゅうにびょう』みたいなの………」


「………え?娘ちゃん、こういうのが好きなんじゃないの?さっき光と影って……」


「………あぁ、ウィンストン・チャーチルのめいげんのこと?」


「………チャーチル!?えっゲームフェーズ2とか言葉を書き記すとかは……?」


「フェーズにわけてステップをふむのはふつうでしょ?それに、いんようはせいかくにしないと」


「は、はぁ………」


「まぁパパのきもちもわかるわ。そういうのにあこがれるじきがあるってきいてるから。さっ、つづきよんで」


「はい……」


 父親は思いがけない反撃に心を痛めつつも、社会の荒波に揉まれ鍛え上げられた精神的回復力レジリエンスにより再び立ち上がり、次章へと続く物語の軌跡トラジェクトリーを辿った。


「然し―――魔術師の男が愛していたのは、人魚姫だった。筆談でも感じる明るい人柄。時折見える、高い志。それなのに、実は繊細で、時には美しい宝石の涙を流す人魚姫。妖かしを操り、敬遠されがちな男を自然と受け入れ、くるくると表情を変える愛らしい人魚姫は、男にとってかけがえのない存在となった。穏やかに流れる日々。しかし、そんな二人の関係に気づいた妖魔は、国の王太子に取り憑き、二人の心を闇へと落とす策略を開始した」


「なぁぁぁんですってぇぇぇ!?」


 温めた冷凍ご飯をテーブルに並べていた母親が、大きな声を出した。


「えっなに、ママ!??」


「これ以上人魚姫に辛い試練を与えないでくれますかねぇぇ!?」


 娘はやれやれとため息を吐いた。


「まったくこれだから今どきのおやは……いい?ママ。『あい』には『しれん』がひつようなのよ」


「っだって……あんなにダメ男に辛い目に合わされたのよ?これ以上……鬱展開は無理だわ………!!!」


 涙ぐむ妻を見て、父親はハッとした。まさかこれは……過去の自分と人魚姫を重ねている!?


 慌て始めた父親の肩に、不意にぽんっと手が乗せられた。


「パパ、ママ。だいじょうぶよ。このものがたりのさくしゃは、こころがよわいから、ハッピーエンドしかかけないの」


「……絶対ハッピーエンド?」


「そうだよ。さっパパ、つづきをよんで」


「う、うん……」


 少し安心した表情となり、テーブルにお惣菜を並べ始めた妻を横目で見つつ、父親は更に先の話へと進んだ。


「その後人魚姫は、美しい女と魔術師の男の仲睦まじい姿を繰り返し目撃することになる。自分はただ、魔術師の男に雇われているだけの人間だ。立場は弁えている。それでも、いつも優しい魔術師の男への愛を、諦めることはできなかった。それもそのはず、男が本当に愛しているのは人魚姫なのだから。―――しかし、そんな人魚姫の元に、あるものが届いた。それは、美しい女と魔術師の男の、婚約の証だった」


「っこ、こん、やく………詰んだ……」


 テーブルにお水を置いた妻が、崩れるようにしゃがみこんだ。まずい、これは、完全に妻のトラウマに入っている気がする。


 父親は焦りつつ、母親をソファーに座らせた。


「ちょっと、少し休もう?」


「っでも、せめて配膳終わらせないと……今日私の夕飯当番の日なのにお惣菜にしちゃったし………」


「え?いや、買ってきてくれたんだし十分だよ。保育園帰りの買い物はキツかったし、助かったよ」


「そうよママ、だいじなのは『えいようバランス』と『かぞくのだんらん』なのであって、『ママのてづくりのろうりょく』ではないわ」


「パパ、娘ちゃん……さすがね……ありがとう……」


「とうぜんよママ。じせだいのDiversity, equity, and

 inclusionをになうわたしたちは、あたらしいかちかんをみつけていかないと」


「……ごめん何か凄く発音が良かった気がするんだけど、何て言った?」


「もう、ほいくえんでならわなかったの?しょうがないから、またあとでおしえてあげる。パパ、とりあえずつづきよんで。ごはんさめるまえによみおわりましょう」


「………承知しました………」


 ソファーに3人並んだ親子は、不思議な空気感の中、次のページへと物語を進めた。


「失恋の痛みに、遂に泡となり始めた人魚姫。胸に残る呪いの残渣と共に海に還ろうとしたその時。異変に気づいた魔術師の男が、人魚姫の元へ必死で駆け寄った。そして、波が人魚姫の足元に届く寸前、間一髪で人魚姫をその腕の中に抱きしめた」


「っ抱きしめた!?」


 妻がパッと希望に満ちた顔を上げた。夫は救われた気持ちになりつつ、更に先へと読み進める。


「白く輝く砂浜の上で、遂に人魚姫への愛を告げた魔術師の男。その暖かい胸の中で愛を得た人魚姫は、泡にはならず、人の形を保つことができた。通じ合った二人の想いと、明るみになる真実。部屋に届いた婚約の証は、妖魔の手による偽物だったのだ……!!」


「っっこんの、妖魔ァァァ!!!」


「ちょ、ママ、落ち着いてっ……!」


「続きィィィ!!」


「あ、はい………」


 妻と娘に両側から挟まれながら、父親は更に次のページへと物語を進めた。


「妖魔の策略により、残虐な殺戮の危機が迫る。魔術師の男と人魚姫は、最終決戦の地となるであろう綺羅びやかな社交の場へと踏み込んだ。荒れる国を治めるため、魔術師の男は皆の前で本当の姿を表す。実は男は黄金の目を持つ遠方の帝国の皇子だったのだ!」


「お、皇子様だったのね!!」


「かっこいいなおい!………国王を諌め、国を正しい方向へ導こうとしたその時。人魚姫の昔の想い人であったこの国の王子が現れ、人魚姫の胸元を露にした。多くの人の目に晒される悍ましい呪いの残渣。この国の王子は、怪しい印を持つこの人魚姫こそ、諸悪の根源の妖魔だと主張した」


「はぁ!?クソ王子が!!」


「ママ、おちついて。きたないことばつかったらダメっていったでしょ」


「ごめん娘ちゃん……」


「きもちはわかるけどね。さっパパ、つづきよんで」


 荒ぶる妻と落ち着き払った娘に挟まれた父親は、緊張の面持ちで物語を先に進んだ。


「人々の怖れと憎しみの視線を一身に浴びる人魚姫。皇子だった魔術師の男も呆然と呪いの残渣を見ている。手を拘束され、声も出せない人魚姫には、誤解を解く術が無かった」


「う、嘘でしょう……」


 悲しみ暮れる妻を抱き寄せた夫は、しょうがないなと微笑んでぽんぽんと妻の頭を撫でると、更にその先へと話を進めた。


「人魚姫が諦めかけた時、魔術師の男は、美しい金の目を人魚姫に向け、ゆっくりと口を開いた。―――お前だったのか、あの時俺を助けてくれたのは」


「〜〜〜〜〜っっ!!き、気づいたー!!」


「あいのちからね」


「ずっと、ずっと人魚姫が助けたのにって、お前気付けよって思ってたのよぉぉぉ!!」


「よかったねママ、30ねんごしのゆめがかなって」


 感動に目を潤ませる妻、落ち着き払った娘。両脇の女達が可愛いなと思いながら、夫は更にページを捲った。


「美しい涙を流す人魚姫。床に人魚の涙の宝石がころりと転がった。二人の愛の絆が証明されたと思われたその時。遂に姿を現した妖魔が、人魚姫に襲いかかる――!!」


「待て待てェェェェイィィィィ!妖魔ァァァァァ!!いい雰囲気だったのにぃィィ!!!」


「はいパパつぎよんで」


「………人魚姫と共に死闘を繰り広げる魔術師の皇子。心優しい二人は、妖魔に取り憑かれた王太子も救うべく、最後の切り札を発動させた。それは、人にも海にも優しい、人魚姫の最後の浄化の魔法だった―――ん?下にNo.14って書いてある………何これ?」


「パパ………14ばんは『うみのゆたかさをまもろう』だよ。ようまでかいようおせんするわけにいかないでしょ」


「……えっ?え???」


「えすでぃーじーずだよパパ……あとでふくしゅうしましょうね」


「あ………ごめんなさい………」


 最近の子供たちの意識の高さに震えつつ、父親はまたページを捲った。


「王太子の身体から妖魔を分離し濾過する事に成功した人魚姫と魔術師の皇子は、ついに妖魔を倒し平和をもたらした。そんな善い行いをした人魚姫の元に、海の魔女からの手紙が届いた。―――人魚に戻るのなら、魔法の力も声も戻してやろう」


「えっ!?え!!?皇子とハッピーエンドじゃないの!?」


「人魚姫を深く愛している皇子は、すぐさま人魚姫の手を取り愛を告げた。どうか、人魚に戻らず、人として自分と共に生きて欲しい。一生大切にする、結婚して欲しいと――!!」


「キャーーー!!!」


「うふふ、すてきだね、ママ」


「パパのプロポーズ、思い出しちゃったわ……!」


「へぇ、やってみてよパパ」


「………は?」


 突然のオーダーに固まる父親に、二人の期待の眼差しが向けられる。


「いや、ちょっと待って……」


「そういえばあの時、何年経っても愛を囁くって約束してくれたわ!!」


「パパ、やくそくはまもらないと」


「分かってる、分かってるから……」


 赤くなって片手で顔を覆ってしまった父親は、少し息を整えてから、再び顔を上げた。


「あのさ………」


「うんうん、なぁにパパ………っ!?」


 ニヤニヤと夫の顔を覗き込んでいた妻は、思いのほか熱の籠もった視線を向けられ固まった。


「好きだよ美咲。7年前よりずっと好きだ」


「な、なぁ!??」


 想像以上の事態に妻は真っ赤になって口をパクパクとさせた。夫はそんな妻を可笑しそうに眺めると、うれそしうに微笑んだ。


「しわくちゃになっても、ずっと一緒にいような」


「っっは、はいぃぃぃ」


「ママ、まっかだよ」


「ダメ、娘ちゃん、今日のことは忘れて………」


「うーん、むりかな。なかなかしょうげきてきなこうけいだし」


 幸せそうに母親を見つめる父親と、グレーのスウェット上下でクネクネしている母親を見て、娘は明日の保育園でのネタにしようと心に決めた。


「で、パパ。つづきよんでよ」


「はっっそうだったね。最後のページかな………」


 生暖かい雰囲気のソファーの上、父親は達成感に浸りつつ、最後のページを捲った。


「―――皇子の唯一となり、その愛に心が温まった人魚姫は、愛を得たので海には帰らないと海の魔女へと返事をした。すると海は明るく輝き、美しい髪を取り戻した人魚姫の五人の姉達が水面に躍り出て祝福をした。ついに、人魚姫は、人間からの愛を受け取ったのだ―――暖かい風が吹き、人魚姫を優しく包み込む。悲願を遂げ、風となった魂は、幸せそうに空へと舞い上がるのだった。めでたしめでたし………?」


「っよかった!よかったよぉぉぉぉ人魚姫ぇぇ!!」


「………え?風ってなんだっけ?」


「あれ、パパ知らないんだっけ?元々の人魚姫のお話」


「アンデルセンよみなおしなパパ」


「えっ、教えてよ!?今!!」


「しょうがないなぁ、あのね、パパ―――」




 ――おしまい――


最後までお読み頂いてありがとうございました!!

ここまで続けられたのも、応援してくださった皆様のおかげです!

ご感想、ブックマークいいねご評価どれも嬉しかったです。

お読みいただいた皆様が、少しでも楽しい時間をお過ごし頂けたら嬉しいです!


「最近の子供の意識の高さ怖い」と震えてくださった親世代の読者様も、

「人魚姫良かったね……!」と子供の頃の切なさがちょっと解消された読者様も、

いいねブックマーク、下の☆☆☆☆☆をいくつでもいいので、押してご評価頂けると嬉しいです☆彡


ありがとうございました!!

ぜひまた遊びに来てください!

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