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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

桃シンデレラ太郎(三人称→一人称→ニ人間→四人称)

〜〜〜〜〜〜〜〜



◯三人称



   むかしむかしあるところ

   シンデレラとシンデレラが

   おりました。


   シンデレラは山へ芝刈りに

   シンデレラは川へ洗濯に行きました。


   すると川の上流から

   どんぶらこ、どんぶらこ

   王子様の尻が流れてきました❤︎


   シンデレラは桃みたいな尻を拾い上げて

   自宅のベッドに置いて

   指を挿れてパックリと割ると


   オギャー オギャー オギャー


   中からシンデレラたろうが

   産まれましたとさ。


   めでたし めでたし



〜〜〜〜〜〜〜〜



◯一人称



   王子様に会いたいーのー

   王子様ーが欲しいィー


   イケメンなのに、無抵抗

   女の私がセクハラをー

   欲望のままに暴走しても

   恍惚にたた、受け入れてくれる

   都合のいい女が、欲しいーのー


   あっ ピンクの物体が流れてくる

   あれは……

    あれは……

     あれは……!!!


   王子様ァァァァァー

   キター

   都合のいい王子様


   これはもう

   お持ち帰りィィィ

   イヤッハー!


   こうして私は王子様にセクハラの限りを尽くし、そして、気づいたらママになってしまいました。


   どうしてこうなった どうしてこうなった



〜〜〜〜〜〜〜〜


◯二人称


   小川を散歩する君たちは、

   おぞましい光景に直面する。


   シンデレラのような少女が

   極大イソギンチャクの触手に顔面を埋めて

   ビクンビクンと尻を痙攣させているのだ!


   助けようと思う君たちだが

   あいにく武器の類は持っていない


   イソギンチャクは引越しのトラックサイズ

   人が束になっても勝てるとは考えにくい

   それでも少女を助けようと思うだろうか


─────────────────────


   少女を助けますか?


   はい

  >いいえ


─────────────────────


   過ぎた正義感は身を滅ぼす。

   己の身の危険を察知した君たちは

   そっとその場を後にする……




〜〜〜〜〜〜〜〜



◯四人称



   私は、作者ァ!

   今から、読者に、問いかけるッ!


   桃太郎どうでしたかァァァァァアアアアアアアア?????


   感想よろ。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 尻 [気になる点] なんだかんだ三人称がいちばん平穏でのどかに仕上がる件(*´−`) 状況説明ってエロさとかに一息入れるというか、場を盛り上げすぎないためのストッパー的な役割があるのだな…
[良い点] 改めて、二人称いいなぁ〜 と思います! [気になる点] 是非、一度、トライを。
[一言] あ。うん……。 なんと言うか、全体的にホラー仕立てでした。。。 GLというか、 BLに近い気がしますが。。。 やはり、百合なら、 王子さまは出さない方が良いかもです。 ごみさんが『王…
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