表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

52/147

第51話 第2王子が学院に来ました

 王城に潜入した次の日。


 俺はいつも通り学院に登校していた。


「おはようサラ。それとシューマ」


 俺はサラと一応シューマに挨拶する。


「ん。おはようソラ」


「ねぇ、なんで俺後付け?」


「サラ。今日何があるか知っている?」


 俺はシューマの質問を取り敢えず無視してサラに聞く。


「ん? 知らない」


「今日は第2王子が来るらしいぜっ☆ まぁあの王子には悪い噂がめちゃくちゃあるけどな!」


「おい! それをこんなところで言うな!」


 俺は急いでシューマの口を塞ぐと共に、自前の耳でクラスの全ての会話を聞く。


 しかし聞いてみたところ、特に誰も聞いていなかった様だ。


 誰も第2王子の話などしていない。


 危なかった……取り敢えず聞かれていない様だ。


 俺はシューマに耳打ちする。


「お前、クラスの中でそんなことを言うんじゃない」


「ど、どうして……?」


 本当によく分からないと言った顔をしている。


 こいつたまに世間知らずなんだよな。


「もしここに第2王子の派閥の奴がいるかもしれないだろ? そいつらに聞かれたらお前何されるか分からないぞ?」


「えっ? そんなにやばかったの?」


「当たり前だ。大体の貴族の連中は自分の都合の悪いことはもみ消そうとするからな」


「ひぃぃ、怖いなぁ……わかった、言わない様にするぜ」


 そう言って顔を青くしていた。


 少々脅しすぎたかもしれないが、あの連中は本当にやるからな。


 でもそう言えばなんでシューマは知っているんだ?


 まぁ何となく理由はわかるけどさ。


「ソラの友達は知っている?」


「えっ!? い、いや……」


 サラがそう聞くと、シューマは突然ピシッと石像の様に固まってしまった。


 この反応は俺の予想通りと見てもいいだろう。


 まぁわざわざバラす必要もないし、助け舟でも出しておいてやるか。


「まぁよく分からんが、先生が言っていたのか?」


「お、おう、そうだ! 先生がたまたま話していたのを聞いていたのさっ☆」


 そう言って俺に話を合わせてきた。


「ふーん。怪しい。ソラ、教えて?」


 そう言ってサラが俺に上目遣いをして、首を傾げる。 


「えっとね、こいつは元々……」


「ちょっと待てえええい! 何言おうとしてるんだ!? と言うか何で知ってるの!?」


 おっと危ない危ない。


 サラに頼まれたからつい言ってしまうところだった。


 やっぱりサラには勝てないな……。


「むう……。別に知りたいと思わないけど、ソラが知ってるなら知りたい」


 そう言って頬を少し膨らませる。


 どうやら自分も俺と共有したいと思ってくれている様だ。


 な、なんて可愛いんだ……ッ!?


 俺はもう既にノックアウトしていますよ!


 これ以上可愛いを摂取するとやばいことになっちゃいそう。


 サラの可愛さは麻薬と一緒で、禁断症状が出てしまうよ……。


 そんなことを思っていると、セリシア先生が入ってきて話し始める。


「これから第2王子がいらっしゃいます。くれぐれも失礼のない様に。それでは皆さん講堂に集まってください!」


 そう言って慌ただしく出ていった。


 そうか、もうこの学院の中にいるんだな。


 俺は密かに拳を握る。


 ふぅ……あいつに出会っても感情が爆発しない様にしないとな。


 俺達は講堂にすぐ移動する。


 講堂に移動すると、既に殆どの生徒が集まっており、どうやら1年が最後の様だ。


 俺たちが集まると、学院長が話し出す。


「それでは早速だが、第2王子に登場してもらいましょう!」


 そういうと一気にライトが消えて真っ暗になる。


 俺は心を落ち着かせる。


 さぁそろそろご対面と行こうか……ッ!


読者の皆様へ


この作品が、面白かった!続きが気になる!などと思っていただけた方は、


下にある☆☆☆☆☆を★★★★★にしてくださると嬉しいです。


勿論、★☆☆☆☆でも良いので入れてくれると作者が喜びます。


またブックマーク登録やいいね、よろしくお願いします!


ではではまた次話で。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ