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第48話 王城に不法侵入しよう

 俺とエレノアは、すぐに忍び込む為の準備をする。


 準備せずに行くのは、王城だから流石に警備も厳しいだろうし、慎重に行かないと流石にまずい。


 俺は【隠密】などは使えないので、【隠密のマント】と【暗殺者の短剣】を装備していく。


 エレノアは特に準備するものはないと思うけど。


 正直潜入調査なら俺より断然エレノアの方がうまい。


 今回は足を引っ張らないようにしないとな。


「それじゃあちょっと行ってくる。留守番頼んだぞフェンリル」


「勝手に外に出ないでくださいね?」


『エレノア嬢は、我を何と思っているんだ……?』


「うーん……強いペットですかね?」


「まぁ間違ってないな」


『もうさっさと行ってこい……』


 俺達はフェンリルに見送られて王城に向かう。


 道中は【隠密】を使って堂々と走っていた。


 【隠密】を使っているから堂々と言えるのかわからないけど。


 家から王城はまではすぐだ。


 しかしやはり見張りは多いな……。


「エレノア、君ならどうやって入る?」


 正直俺なら人の目に追えない速度で正面突破するんだが。

 

 でもこれ完全に脳筋の考えだから言わないでおこう……。


「そうですね……私なら警護の薄い場所を見つけて、透明化もあることですし、正面突破ですかね? 見た感じ兵士のレベルは高くないみたいですから」


 うん、結構俺と似た考えだったな。


 まぁ確かに俺達の隠密を見破れる者は、見張りにはいないと思うから、それが1番手っ取り早いか。  


「よし、それで行こう」


「わかりました。では監視の手が薄い所へ行きましょう」


「もう見つけているのか?」


「はい、【完全感知】でしっかり確認済みです」


 おお、流石だな……用意周到だ……。


 やはり今回は俺がどうにも足を引っ張りそうだな。


 今回はヒモになりますか。


「なら今回はエレノアの指示に従うから、いつも通りで大丈夫だ。遅れない自信はある」


 俺がそう言うと、素直に頷いて先に進み出した。


 本当に有能な仲間を手に入れものだ。


 あそこで殺していたら、サラを守るのがもっと大変になっていただろう。


 俺がそんなことを思っていると、エレノアはすでに監視を突破していた。


 あっ、ちょっ、速くない!?


 俺は【加速】を使ってごり押し突破してエレノアを追いかける。


 エレノアは、王城の中で待っていた。


「エレノア速くない?」


 俺がそう言うと、首を傾げて言う。


「いえ、いつも通りだったのですが……速かったでしょうか?」


「い、いや俺は大丈夫だよ……? 確認だよ確認」


 流石に速すぎて遅くしてください何て言えない……ッ!


 そしたら完全に足手まといじゃないか……。


 それについていけない程ではない。


 まぁ大分本気でついていかないといけないけど。


 俺の言葉を聞いたエレノアは、安心したのかまた進み出した。


 今度は見失わないように集中してついて行く。


 しかしやはり王城は煌びやかだな。


 至る所に高級そうな絵画や物が置いてある。


 盗賊達が忍び込みたくなるのも少し理解できるな。


 俺はエレノアに先導して貰いながら図書館を目指す。


 図書館はすぐに見つかった。


 エレノアとはここで一旦別行動だ。


 エレノアには第2王子の何か不利になるものを探してきてもらうように指示した。


 図書館の中に入ると、インクのいい匂いがする。


 ああ……落ち着く……。


 俺は禁書の置いてある方に向かって行く。


 まずこの世界の歴史を調べてみないとな……。


 ステータスが隠された秘密に繋がる鍵があるかもしれない。


 禁書のコーナーは、鉄格子の扉で閉ざされていた。


 俺は魔法の指輪からあるアイテムを取り出す。


「《万能解錠》」


 これはダンジョンで手に入る、鍵を無くした時に、どんなに頑丈な鍵でも開けられる凄い魔道具だ。


 『カチャッ』と言う音と共に、扉が開く。


 よし、うまく作動したな。


 俺はその中から、歴史書を探す。


 禁書だけでも何百冊もあるので、目当てのものを探すのは時間がかかりそうだ。


 俺は少し憂鬱な気持ちになりながら、一冊一冊表紙を確認する作業に入った。


読者の皆様へ


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勿論、★☆☆☆☆でも良いので入れてくれると作者が喜びます。


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