2024年10月23日
2024年10月23日(水)
解雇規制に関するYouTube動画を幾つか見ました。
会社は、経営が苦しくなったら労働者を解雇できるけれども。親は、家計が苦しくなっても子供を捨てられない。不平等だなと思いました。
社会保障や経済力の維持は、労働人口の維持を要求するけれども。経済的社会的環境は、少子化を推進している。矛盾だなと思いました。
報酬が労働の価値を示すという観点に立てば、低給の仕事は無価値なんだから、就業者が居なった方が良いはず。報酬が就労者の価値になっている現実を見れば、低収入の人間は不要なんだから、子供を持たなくて正解。人口の再生産に必要なだけの所得を得させない選択を、人口の再生産を強いる社会的圧力や誘因を無くす選択を、既に何十年も前にして今もそのままなのだから、若年労働者の減少は当然の帰結。
社会基盤を支持している労働や人間に報いるのを怠っているのだから、崩壊するのは必然と思いました。
鳥は、見返りなしに雛を育てているのに、人間がおかしいのだろうか。野生動物は自分の子育てが他者の利益にはならないが、人間の子供が育つと、労働力の供給や税等の負担で、社会全体に利益が生じる。