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猫の瞳  作者: caster5mg
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 雨粒あまつぶかべらしていた。

 そこにかれたねこかられたしずくが、いているようにえてさみしそうだとおもった。

 一緒いっしょべることはできないけれど、ぼくは橙色だいだいいろをそのためってきた。


挿絵(By みてみん)


――べなよ。


 もちろん、返事へんじはない。

 ねこはいつもそら見上みあげているから。ぼくのことはようともしない。

 でも、もしかしたらある窓枠まどわくなかからして、ぼくのそばてくれるかもしれない。そうおもえるほど、その写実的リアルだった。

 きっとなかは、ぼくがいる世界せかいとはちがう。

 かなしくてやさしい世界せかい

 くるしみもさみしさもひとしく反映はんえいしてくれる。


 まえかれたれて、艶艶つやつやしくひかっていた。


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