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猫の瞳  作者: caster5mg
1/6

“IT'S RAINING CATS AND DOGS”


 そんな慣用句を知っているだろうか。

“土砂降り”という意味を冠したその題名は、なるほど隣に描かれた猫の絵にぴったりだと思った。

 誰が? ここに? そこに意味なんて?

 何もわからないけれど。

 薄汚れた壁の中にあって、きらきらした瞳を空に向けているその姿は、青い空の下で怖いくらいに映えて見えた。


 ボクは考える。考えることが多すぎる世界に生まれて、こんなに小さな脳みそしかくれなかった神様を恨んで考える。

 記憶できるものが少ないボクは、必死に考える。

 あの猫が空を見上げることに何の意味があるのだろうか。

 ガラスで出来たようなに映るのは何なのだろうか。

 窓辺に座って空を見上げる猫。

 入道雲と散文(フィクション)


 喋々――大空――【光】――ボクには叶えられなかったのか?


挿絵(By みてみん)


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