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ことしは寒いよね

作者: Soraきた
掲載日:2026/02/10

ことしは寒い日が続いています

お変わりないですか


そう始まる文字の数々は

昔、まちがいなく

キミを好きになったころの

思いと重なった


斜め前の席に座るキミを

何度か眺めては

好きの気持ちとは

別のものを必死に探してた


チャイムが鳴り

いったんはリセットした僕の気持ちを

呼び起こすように

キミが声をかけてきた


お互い好きだと初めて知った

「チケット取れたら一緒に行こうよ」

キミがそう言って、はにかんだ

結局は一度も行けずにいたね

どちらかの都合があって



なつかしいね

あのころの教室

雰囲気も緊張感も空気感も

すべて覚えている

まぶしすぎるキミの笑顔もまちがいなく


いま、このコンサート会場の席に立ち

キミの手紙の内容と重なった

好きの気持ち

たぶん、僕は分かっていた


お互い、

大事なところだけ言えずにいたね


「ことしは春が早いそうです

お変わりないでしょうか」

いま、僕はキミに語る

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