1章 4話
1章 4話
家を調べ、現場検証をし、帰ってこれたの11:30ごろだった。「3.2.1スタート」そしてなぜか深夜テンションが決まった晴翔から想乃vs俺のCQB(室内戦)で勝負することになった「シムニッション洒落にならない痛さだよ?」実際に防弾ベストを着け、ヘルメットをかぶって勝負をする「クリア」『知ってるよ、一回CQBの怖さと難しさを知ってくれたらそれで充分』「じゃぁフルオートで撃つか」今回使用する弾丸はシムニッション弾と呼ばれる特殊なペイント弾で当たると悶絶するが数日で跡も消える上にバイザーで顔を保護すれば障害が残ることもないので問題はない…ただしものすごく痛い『許可はするけど相手女子だからね』フルオートに切り替える「じゃ、やりますか」扉を開け、右側面から左側面までカッティングパイと呼ばれるやり方で死角を潰していく「Go」その後、入らないとクリアできない死角をクリアするために壁となるべく並行になるように突入する「クリア、次」かなり大雑把にやっている「Go」扉を開け、同じ容量でカッティングパイを行う…予定だったが変更だ、想乃がいた、右肩に2発、その後防弾チョッキに三発入れる「いった」『うわ…女子にも容赦ない、しかも確殺入れに行ってるし』「気づいてたか」肩に2発入れたのはひるませるため、プレキャリに3発入れたのは貫通させ、心臓をぶち抜くためである。もし実弾だったら死んでいた「想像の10倍くらい痛い」「教育になったなら意味のあるものなのかもな」そう言いながら射撃モードをセーフにする「頭狙わなかった理由は?」「痛みを味合わせるため」ヘルメット、アンド、バイザーで衝撃はある程度緩和できる「CQBの怖さがわかったろ」「うん」「痛みを味合わせるため…サイコ」未亜がつぶやく「サイコーだろ」未亜が想乃から訓練仕様にしたグロックを奪う「借りるねぇ…痛い目を合わせる」「やっべ」
『3.2.1すたーと!』想乃の楽しそうな声がマイクから響いてくる「手加減は?」『する訳ないでしょ?』『ボコボコにしてあげてください!未亜さん!』未亜の異名は背後取り名人だ…気づいたら後ろにいて1人で部隊壊滅などよくある話だ…扉を開け、カッティングパイをして中に入り、隣の部屋に入ろうとした時、ドサッという音と発砲音が響いた「いっったぁ」腰に5発ほど撃ち込まれた後、左右の腕に各2発ずつ撃ち込まれる「…クソいてぇ…デカどこに隠れてんだよ」「ここ」扉の上の梁を指差す「ここじゃねえんだわ、梁にぶら下がっていたとか冗談じゃねぇよ」「未亜さんすごいですね…ざまぁ!」想乃が笑いながら入ってくる「さっお遊びはここまで、ガチでCQBの訓練するよ」「わっかりました〜」
「こちらが本体となります。取り扱いに関してはこちらをお読みください。護身用ですか?」「いえ、競技に参加するので」「なるほど〜日本で拳銃を所持できる日が来るなんで驚きですよね…」「しかも未成年が」「怖い時代になりましたね」「ですね…では私はこれで」「はい、ありがとうございました〜」そこまま目的地であるイオンモールの近くの人気のない路地に入る「誰も…いないね」誰もいないのを確認し、先ほどもらったグロックをケースから出し、コートの裏ポケットに入れ、予備マガジン四つをポケットに捩じ込む「準備OK」そのまま路地を出てイオンモール各務原店に入る。目標はフードコートにいる4人「遠いなぁ…」反対側の入り口から入ったのでしばらく歩かなくてはならない「行こう」そのままエスカレーターに乗り、3階に上がり、ひたすら歩く「到着〜」緊張なのかわからないが、動悸が激しくなるのがわかる「見つけた!」標的は楽しそうにアイスを食べていた「すみませ〜ん…ちょっといいですか?」身長が高い人に話しかけられる「私急いでるので他をお願いします」「あっは〜いわかりました〜」そう言って去っていった「とりあえずGo」裏ポケットからグロックを取り出し、発砲する…とりあえず翌日の全国ニュースが決定したところで1人目が倒れ、悲鳴が上がるが無視して勢い余って椅子から倒れた標的に2発打ち込みながら接近する「おい!」先ほど声をかけてきた人が怒鳴っているがお構いなしに発砲しまくった。「動くな!」弾切れになりリロードすると同時に先ほどの人が拳銃を向けていた。警察だったか「撃ちますよ?」即座に祐逸無傷の状態の標的を盾にし頭に銃口を向ける「出てって!じゃなきゃ撃つ!」タァンタァンと発砲して威嚇する「チッ」男は舌打ちをして走って行った。
「んで尻尾巻いて逃げてきたと」一連の流れを晴翔が語り終わるとほぼ同時に未亜がニヤニヤ顔でまとめた「もうそれでいいわ、撃たれた3人動脈が抜かれてる。30分持つかどうか」晴翔が防弾チョッキを着ながら言う「てか更新早ぇぇな」jcrtからMSTに変わって二日、防弾チョッキもMSTの文字に変わっていた「とりあえず晴翔も今回は突入要因、狙撃できないし」スナイパーである晴翔は今回狙撃地点が確保できなかったので突入要因に加わることになった「了解」「私、海斗、晴翔、想乃の順番で行こう」未亜は先行突入要因、主に盾を持って行動する「じゃぁ突入しますよっと」「1階、2階は機動隊が制圧してくれる。私たちはとにかくフードコートの制圧がメイン目標、5分後突入、最終確認をしたら集合」「了解」m4にマガジンを入れ、チャージングハンドルを引く「mp7って使いやすいですよね」想乃が同じようにマガジンを込め、チャージングハンドルを引きながら言う「貫通力大きいし小さいから閉所でも使いやすい」欠点は弾が手に入りにくいのと100メートル以上だと威力が発揮できないことだ「行くよ〜」未亜が防弾盾と拳銃を持ちながら近づいてくる「緊張する〜」
「Go Go Go!」未亜が防弾盾を持って走る「警察だ!」フードコートから近いエスカレーターから3階に上がりフードコートに向かって走る「コンタクト!」グロックを持っている少女が見えた…パーカーのフードを被っており顔はよく見えないが小柄だ「動くな!警察だ!」「3階書店前にて容疑者確認、拳銃を所持しています」『了解』「撃つぞ!」未亜が足元に威嚇射撃をする「おい!」自分の頭に拳銃を向け、引き金に指をかける…が晴翔の方が早かった。「犯人制圧!」足に当て、転倒させると同時に未亜が取り押さえた「クリア、脅威排除、救急隊突入」想乃が止血帯を出す「何にも役に立てなかった」「いや、止血帯持ってるのナイスすぎる」そう言いながら足に巻き、思いっきり引っ張る。「いだだだだだ」「想乃と海斗、フードコートの安全確保して救急隊の手伝い」「了解」立ち上がりフードコート方面に想乃を連れて走る「現場はあっち側」「結構あるな距離」「んね」
周辺の安全を確保した後、倒れている人間に近づく「大丈夫ですか?」肩を叩きながら呼びかける「意識あり、そっちは?」「浅いですが呼吸してます。反応はしますけど意識はありません」「了解」「消防です!」「お疲れ様です。この人は意識あり呼吸は安定、あちらは意識なし反応ありの呼吸浅いです」「了解、こちらの方の止血をお願いします」「了解です」布手袋を外し、救急隊から受け取ったゴム手袋を付ける「大丈夫ですか?止血しますからね」タオルを押し付け、止血する「アドレナリン注射お願いします」「あいよ〜」救急隊の人が注射器を出す「チクッとしますよ、動かないでくださいよ〜」なぜこんなことをやっているのだろうと思いながらタオルを押し付け続ける「注射完了」「今、アドレナリンを打ちました。呼吸楽になりますからね〜」アドレナリン注射、心肺停止時に心臓の動きを強め復活させたり気管を広めたりする。ちなみに痛覚を一時的に麻痺させる効果もあるので、かなり楽になる。エピペンの成分もアドレナリンだ「止血完了」「包帯!」「OK」包帯を巻きつけて処置終了「変わります。」ここで応援に来た救急隊員が担架を持って来たので手袋を外し引き継ぐ「お疲れ様」「私ほぼ何もしてないですけどね」「最初はそんななもん」今回俺も想乃も1発も発砲してない




