1章 3話
1章 3話
「お疲れ様で〜す」学校が終わり、そのまま警察署に来る「お疲れ〜はいこれ」悠に4枚ほどの資料を渡される「なんですかこれ?」一枚目をざっと読みながら聞く「11月末でjcrtの名前が変わる」「クソどうでもいいですね」「良くないよ?」Minors Special Investigation Teamで未成年特別捜査隊「略称は?」jcrtは無線で何回か噛んでいるので変わるなら大歓迎だ「MST」「Iどこ言った?」「それこそクソどうでもいいでしょ」ちなみにjcrt名称変更は、ダサいし長いからだそうだ…「あと4日で変わるのか」晴翔が椅子にもたれ掛かる「まぁ、あと想乃、今日から研修ね」「は?」何がなんでも早すぎる。資料渡してから5日しか経っていない「ね〜びっくり〜試験やらせろって言うからやらせたら合格」「……え?」「私容量いいですから」想乃がパソコンの裏から出てくる「……マジすか?」「射撃とcqbは晴翔並み」「なるほどゴミですね」「ひどくないですか?」「そーだぞ!」「何も間違ってないよね?この前の出動君だけだよ?被弾したの」「…ぐぬぬ」「スナイパーのくせにしゃしゃった君が悪いんだよ?」未亜がごもっともな意見を言い放つ。「とりあえずどっちかパトロールいくぞ」「私いく〜」「OK」
「雨降りそうですね」「ね〜、j1-1から各務原本部」無線機に話しかける『j1-1、各務原本部』「j1-1、各務原警察署よりパトロール出ます」『了解』「いちいち無線入れるんですか?」「うん、なんでかは知らない」「えぇ…」各務原警察署の地下駐車場からパトカーを出して本線に合流する「…今七時、君ならどこ回る?」「退勤ラッシュなので駅近くですかね」アクセルを踏みながら驚愕する「未亜…」「すごい当てた」「じゃぁ行きましょう」想乃は結構ノリノリで後部座席で目をキラキラさせている『各務原本部から各局、萱場町管内のマンションから“女性の悲鳴のようなものが聞こえたと緊急通報、至急現場に向かわれたし、住所は…」「緊急走行」未亜が赤色灯を天井に取り付けてサイレンを鳴らす「こちらj1-1各務原市役所前より向かうどうぞ」『各務原本部了解』アクセルを踏み込み、信号を無視する「4分分で着く予定」「OK」「私は何をすれば」「悲鳴が事件性ありで女性を保護したらそばにいて」「それだけですか?」「周りに警察官がいるだけで被害者は安心できるからそばにいてあげて」「なるほど、わかりました」「私は?」「俺と一挙に来い、俺1人でもいけると判断したら想乃のカバー」「了解」そんな話をしていたら到着した「j1-1現着、これより創作に入る」『了解、注意されたし』トランクを開け、盾と刺股を取り出す「いくぞ」「重装備」トランクを閉めて通報があった305号室に向かう「すみませ〜ん、警察です。ちょっとお話いいですか?」チャイムを鳴らしながら声を張る「すみませ〜ん、警察です」反応なし「管理人呼んで…あっ警察です。」管理人から鍵を借りこようとした時扉が開き、薄着の女性が出てくる「どうしました?」きょとんときた顔で聞いてくる「あっ警察ですけど、悲鳴が聞こえるって通報を受けてですね」「あ〜さっきホラーゲームしてて、多分それだと思います」「なるほど…失礼しました。一応確認しても大丈夫ですか?」「いや…ちょっと」「今家1人ですか…?」「……違います」「知り合い?」「元彼氏です」「家に無理やり入られた?」コクリト頷く「チェーン外してもらってもいいですか?未亜、応援」「OK」なんとなく状況が察せた「想乃、見てて未亜カモン」「了解」特殊警棒を腰から抜いて伸ばす「すみませ〜ん、警察です」盾を構えながら進むとあいにく刃物を持った男が部屋の中で立っていた「おい!刃物を捨てろ!」「俺のあいつの問題に絡んでくるんじゃねぇ!」刃物を振り回す「刃物を捨てろ!」「容疑者刃物所持!」『miu307、イオンモールから向かいます』サイレン音が聞こえてくる「おい!刃物を捨てろ!」「その女を渡せぇ!」刃物を持っていて何をするかわからない…「捨てろ!刃物を捨てろ」「捨てるんだ!」ここでmiu307が到着し、想乃と被害者を離脱させれた。「刃物を捨てろ!」未亜が刺股で刃物を持っている手を叩き、刃物を叩き落とす「確保!」盾で抑え両手に手錠をかける「7:42銃刀法違反で現行犯逮捕」「連れてきます」miu307が立たせる「ありがとうございます。」「想乃!」未亜が叫ぶ「あっ!忘れてた」階段を駆け降りてパトカーの所に行くと、パトカーの扉にもたれている2人がいた「あっ来た。とりあえず話は聞けましたよ」想乃が立ち上がりズボンを叩いて砂を落とす「とりあえず…どうします?」「警察署で事情聴取したいけど」「無理そうですねこの様子じゃ」被害者がスヤスヤとパトカーの扉にもたれて寝ている「…とりあえず、起こすか」現在17℃…普通に風邪ひく温度である「起きてくださ〜い」肩をトントンと叩く「んあ?!」バッと体が起き上がる「大丈夫ですか?」「大丈夫ですはい」寝起きにしてははっきりと受け答えができている「んじゃ、とりあえず家帰る?てか家あそこ?」「はい…全然家帰れます」「現場実況見分したいから、家入ってもよろしい?」「いいですよ。じゃぁ今日は友達の家に泊まります」「立ち会ってもらわないとできません」「えぇ…寝たいんですけど」「ご協力ください」「わかりました。」階段を登る




