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6章5話

6章5話


「疲れた」

2/13 22:21 想乃親友宅

海斗からのLINEに目を通す

「さてと、そろそろ準備しますかねぇ」

親友にこの三日間色々話したので事情は知っている

「名残惜しいけど仕方ない」

そう言って親友が食べ散らかしたお菓子の袋やらをゴミ袋に入れる。

本当ならもう1日くらい欲しいが海斗たちのことだ。すぐに凸ってくる筈だ

「じゃ最後にこれ」

そう言って親友が箱をくれる

「2時間早いけど」

そう言ってネックレスをくれた

「お守りがわりに、ちなみにお揃い」

「ありがとう」

そう言って荷物を持ち上げ、玄関に向かう

「じゃぁまた数年後に」

「オッケィ、たまには遊びに行くわ」


22:41 想乃監視用マンション

「くっそ寒いのに角度的に見えないからとか言う理由でベランダなのクソだ」

「まぁまぁ」

降雪確率が60%、翌朝〜昼間あたりまで降雪確率90%なのを加味すると寒いのも同意できる。

「マジあいつ逮捕前にぶん殴る」

「抵抗してくんないかなぁ…」

莉乃さんと佐久さんが使ってるのを見てテーザー銃を購入したのでできればテストしたい

「海斗的にはどうなん?」

「え?思いっきりビンタしたい」

そんな話をしていたらスマホが通知オンを鳴らす

[親友と別れた。このままコンビニ行ってお菓子買いに行くからその時で]

「よし今すぐ逮捕行くぞ」

晴翔がp230をホルスターに入れてその上からMSTのレイドジャケット(捜査・強襲などに参加する場合の識別用のジャケット)を羽織る

「行きますかぁ」

そう言ってg17をホルスターに入れて無線機を取り出す

「海斗チームマルタイに接触します」

『了解、拳銃を持っている可能性あり注意せよ』

無線を切ると同時に玄関を開けて2人で階段を駆け降りる

「住宅街でブッパは勘弁」

「間違いない」

これだけゆっくりしているのは想乃監視チームが3部隊いて逃れることがほぼ不可能だからである。決して油断しているわけではない

「交戦規定は現場の判断らしいけど」

「一番めんどいやつ」

たまにある責任は全て現場に丸投げタイプだ

「構えてからじゃ遅いよな」

想乃はスピードなら俺や晴翔より遥かに早い

「構えて射撃、怯んだ隙に狙いを定めてパスン」

「あぁ…めんどくせぇ、なんでこんな作戦立てたんだろ…そしてなんで捜査本部は乗ったんだろ」

「伊藤警部補相当嫌われてたらしいな、うちが捕まえる!みたいな反発なかった」

そう、第一に捜査本部に動員された人、皆「逮捕できればいい」と思っていた。

だから舐められているMSTのクソみたいな作戦が通った

「まぁ後は銃所持確定だから銃器対応の知識もあるMSTに任せた感出てたのはある」

「マルタイ確認、接触する」

『了解、発砲確認後のみ発砲許可、テーザーはフリー』

デーザーガンのセーフティを解除する

「久しぶり想乃」

Glockを想乃の背中に押し付ける

ちなみに左手でデーザーガンを持っているので発砲する気はない

「ひゃあっ…びっくりしたぁ」

「両手を上げろ!」

晴翔がp230を想乃に向ける。

「裏ポケットにニューナンブ、腰にfn5.7」

想乃が両手を上げながら言う

「海斗、回収しろ」

「あいよ〜」

Glockをホルスターに入れて想乃の腰から片手でfn5.7をホルスターから抜く

「胸触ったら殺す」

想乃が脅迫してきた

「あのですねどうあがいても触らないと抜けないんですよ裏ポケットは」

「……これ私が出した方がいい感じ?」

「男2人なのでそうなりますね」

「…ハァ」

想乃がため息をついて片手をカーディガンに突っ込んでニューナンブを出す

「オケィ拾え」

床に捨てたと同時に回収する

「さてと…両手出せ」

腰から手錠を抜く

「……2回も海斗に逮捕されるとは」

想乃が袖をめくって両腕を突きつけてくる

「え?もう59分?あ、日変わった」

「0:00…正月を思い出すわ」

正月は想乃がかける側だった

「2/14 0:00 殺人未遂で緊急逮捕ね」

無線機を取り出し送信モードにする

「マルタイ身柄確保」

『了解、ms1-2がpcで向かっている』

セダンが通りに入ってきた

「遅い」

俺たちの真横で止まったセダンの窓が開くと同時に晴翔が文句を言う

「アホ言え公道の制限速度60だわ取り締まる側が超過してどうすんねん」

未亜が窓から顔を出す

「じゃとりあえず乗ってもらって」

後ろのドアを開けて覆面パトカーに乗り込む

「晴翔は歩きだから降りて」

「は?」

「あったりまえでしょ迎えにきてやってんのに文句垂れるやつは歩行だ歩行、降りろ降りろ」

「ごめんなさい」

喧嘩してる2人を無視してパケ(証拠品を入れる袋)をカバンから取り出す

FN5.7が帰ってきてよかったとつくづく思う。使用する5.7mmはボディアーマーを貫通する上ハンドガンなので秘匿性が高いので使われたらたまったもんじゃない

そう思いつつFN5.7とニューナンブをそれぞれ別のパケに入れてカバンに突っ込む

「謝罪できたからヨシ、出発」

未亜がアクセルを踏む

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