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騎士

 歩ければ、とある鎧を着ている人と出会った。

 「私は騎士だ!」彼の言語は砂雄が知っている言語じゃない、しかしなぜだが分かる。

 「騎士はなんぞやら?」砂雄の口から出てきた言葉も自分が知っている言語じゃない。

 「騎士は困った人を助ける存在だ!」騎士は胸を張って鎧を叩き鳴らした。「さ!見知らぬ旅人よ!汝の困りことを言え!」

 砂雄は考えて、こう言った。「私はある生き物を探しとる。赤い鱗で蜥蜴の頭…」

 「龍!それは龍だぞ!」騎士は驚いた。彼は頭を垂らして、ため息を吐いた。「私も龍を見たことのない、君を助けない。私は騎士になれない…」

 騎士は兜を外して、中はまさか頭がない。薄らと青い煙が漂って、光っている。

 「私は、その…リュウを見たやぞ?」

 「なに!」頭なき騎士の首から出だ煙は激しく噴き出した。彼は丁寧に兜を砂雄に渡していた。「分かった。これを持っていてくれ。龍を見つけたら、これでお知らせしよう。必ず汝を、もう一度龍と出会わせる!」

 騎士はそのまま去っていた。砂雄は兜の中を覗くと、やや青い煙と、「デュラハン」と言う名前が刻んでいた。

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