表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/12

問道

 家にいたら、手紙を貰った。

 どうやら王子からの手紙らしい。

 ある異郷のものが王宮に訪ねて、言葉が通じないらしい。

 すると、砂雄は王宮に参りました。

 輝かしい宮殿のマン中に、ある長髪の男が立っている。

 彼の背中に剣がある、剣に字で「独歩問道どっぽもんどう」っと。

 「拙者の名は童紋。東の海の向こうからやってきて、道を問う。」

 「タオを問う?ドウモンさん、ご問題は何ぞや?砂雄はお聞きしてございやす。」

 童紋は長い袖を撫でて、「何ぞやための足?」

 王は杖を触れて、「国を見渡すため。」

 王子は手を腰に掛けて、「人々の前に立つため。」

 貴族は髭を掴んで、「商売をするため。」

 「何ぞやための剣?」童紋は指で剣を鳴らす。

 「王権を示すため。」王は手で椅子を叩く。

 「国民を守るため。」王子は靴で地面を踏む。

 「敵を殺すため。」将軍は腕で鎧を揺らす。

 童紋はため息して、頭を振った。

 「何ぞやための命?」

 すると、誰も答えられない。

 「砂雄、何ぞや?」

 砂雄は真っすぐに童紋を見た。

 「歩くための足で錆びるための剣。命は、ただあるだけ。」

 みんなで砂雄を嘲笑った。

 しかし、王も王子も貴族も将軍も笑いを止めたなお、童紋はまだ笑っている。

 涙も流し出たぐらい。

 「大智若愚だいちじゃくぐ。」

 言葉を残して、童紋は煙となって消えた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ