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双子

 家に帰れば、門前で双子を見えた。

 「雲のニンフです。」

 「風のシルフです。」

 小さい双子は挨拶した。

 家に入らせたら、コーンスープを用意した。

 「前日のお礼に参りました。」青い風は言いた。

 「あの時ありがとうございます。」白い雲は言った。

 「どうもお丁寧に、砂雄はただできることをやったまででございやす。」

 すると、三人は色々話した。

 「砂雄さんは色んな生物と喋れますね。」

 「それは、恐らくリュウさんのおかげでございやす。」

 「龍?砂雄さんは龍と出会ったのですか?」

 「そうでございやす。」

 「龍はもう行方不明になってもう三百年、彼とあったの砂雄さんはさぞや強運の持ち主ですね。」

 話している間で、猫が出てきた。シルフの足元ですりすりしている。

 「お二人方は兄弟でございやすか?」

 「いえ、雲ニンフは定めた姿がないの故、私の真似をさせた。」

 シルフは猫を撫でながら説明した。

 「砂雄さんは、何か困りことでも?出来る事なら何なりと。」

 「いえ、ございやせぬ。些細なことをやったまでで恩はあるとはなりません。」

 砂雄はどうしても恩返しは要らないと言い続けると、三色猫は口を挟んだ。

 「畑に植えてるトウモロコシ、鶏肉の味にしてくれるのかな?」

 「味替え…かな?」雲ニンフはしばらく考えて、ある漏斗を取り出した。

 「干したトウモロコシをこの中に入れると、下から出たトウモロコシは鶏肉味になる。」

 この鶏肉味の干しトウモロコシはそのうちこの辺りでとんでもないほどに流行りになることを、砂雄はまだ知らない。

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