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僕の目の左下にある“ほくろ”から何かが見える!?

作者: MAXキューブ




僕の名前は、『豊島 愛翔』15歳、高校一年生だ!


気が付けば、、、?

いつの間にか、僕の左目の下に【小さなほくろ】が出来ている事に気づいた!



僕が、子どもの頃になかった“ほくろ”がいつの間に出来たのかな、、、?

僕は鏡を見ながら、そんな事を呟いていたんだ、、、!




僕はもともと、そんなにほくろがある方じゃない、、、!


色白で、何か出来ると、、、?

直ぐに、分かるモノなんだけどな、、、?


例えば、、、?

青あざとか、どこかでぶつけたりとかすると直ぐにそこだけ青くなるんだよ!



まあ、それとは関係ない話なんだけど、、、?

僕には、同じクラスに好きな女の子がいるんだ、、、!


その子の名前は、『御影 可憐』可愛らしい女の子なんだよ!



・・・でも可憐ちゃんには、、、【好きな男の子】がいるみたいで...。

そいつが誰なのか、、、?


僕には、分からないんだ、、、!!!





そんな時、授業中に先生の話を聞いていると、、、?

何か? 【ざわざわ】音が聞こえるんだよ!


そのうち、、、?

人の話し声だと気づいたんだ、、、!


はじめは、僕にもこの声が何なのか、、、?

分からなかったけど、、、?


10分後、、、。

その【声の正体】が分かったんだよ、、、!



そう! その声は、【心の声】だったんだ、、、!


みんなの【心の本音の声】が聞こえるようになったんだよ、、、!


クラスの三上と高岡は、凄く仲がイイと思っていた、、、!

多分、他のやつらも僕と同じように思っていたはずだよ、、、!


だけど、、、?

どうやら? 違うみたいだ、、、!


お互いニコニコして話しているように見えて、、、。

心の中では、けなし合っているんだ、、、!


『俺の方がコイツよりマシだ!』

『三上におれが負けているはずがない!!!』


・・・なんか? そんな【心の声】なんか、、、?

聞きたくないと思っていたけど、、、?




可憐ちゃんの【心の声】も聞く事が出来て、、、!

可憐ちゃんの好きな男の子って、、、?


まさかだったけど、、、?

僕と何時も一緒にいる親友の沼田という男だったんだ、、、!


『可憐ちゃん、、、よりによって? どうして沼田なんだよ!』



僕は、この声が何処から聞こえているのか、、、?

調べてみたんだ、、、!



そうするとね、、、?

僕の左目の下にある【小さなほくろ】から聞こえている事に気づいたんだよ!


『このほくろって? 一体!? なんなんだ、、、!?』




このほくろのせいで! 知りたくない事まで知ってしまった、、、!

僕は、だんだん沼田に冷たく当たるようになったし、、、!

可憐ちゃんに対しても、無視するようになってしまったんだ、、、!


【もう、何も信じられないよ!】


そう、僕が心の中で思っていると、、、?

何処かで、誰かが、僕にこう言った、、、!


『愛翔! 君は人の想っている事が分かって良かったんだよ!』

『・・・えぇ!? 誰?』

『ぼくは、君の左下にある【ほくろ】だよ!』

『なんで! 僕にこんな! 知りたくもない事を聞かせるんだよ!』

『でも、知った事で、、、! 沼田君と可憐ちゃんに上手くいってほしいと!

心の中では、そう! 思ってるんだろう!』

『・・・・・・』

『それに、愛翔の事を好きな女の子も知る事が出来たじゃないか!』

『・・・まあ、そうだけど、、、。』

『その子に、アプローチしてみればいいんじゃないか!』

『・・・でも、僕なんか、、、。』

『愛翔! 自信を持てよ! その子は、【愛翔の事が絶対に好きなんだぞ!】

告白して、フラれる事はどんな事があってもないよ!』

『・・・そうかな?』

『あぁ! 勇気をもって! 【告白だな!】』

『・・・あぁ、ううん!』



僕は、僕の左目の下にある“ほくろ”に言われて、、、!

次の日、勇気を持って! 彼女に【告白】すると、、、?


『愛翔君、嬉しい! 私も愛翔君の事が好きだったんだよ!』って言葉が

返ってきた、、、!


僕は、初めてその時【彼女】ができたんだよ!

やっぱり、人の【心の声】が聞こえる事は素晴らしい。



可憐ちゃんは、僕の親友の沼田と付き合う事になったよ!

今は、素直に二人が付き合えた事を喜べるようになったんだ、、、!


【僕の左目の下にある! ほくろクン、ありがとうね!】




最後までお読みいただきありがとうございます。

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