『がんばりました』
えーっ、もうネタを考えるのも面倒になってきたので、人様がお考えになられたタイトルだけを頼りに、私なりの解釈でそのタイトルのプロットを考えてみようかなと始まったのがこの企画でございます。
さて、いつまで続くか判らない、というか続けていいのか?な企画ですが、第52回目のパクリタイトルはこちらです。
『がんばりました』
ああっ、なんて素敵なタイトルだっ!今の私にぴったりじゃないですかっ!がんばりましたよ、私っ!もう、自分の作品の執筆を放り出してこれに掛かりっきりでしたっ!何が私をこんなに駆り立てたのでしょう?
いや、当初は簡単だと思ったんですけどね。タイトルからあれこれ推測して、ちょろっと書くだけですから。でも大変でした。なるべく本編と被らないようにしようとするとみんなギャグになっちゃうですもの。だから逆にコメディーっぽい作品名は困りました。それでも今となってはいい思い出です。
では最後ですっ!がんばって考えましょうっ!
そうですねぇ、これは如何様にも使えますからまずはジャンルから決めますか。
てけてけて~ん。
はい、ヒューマンに決定ですっ!なんでって?だってがんばったんだものっ!がんばる姿を書くならヒューマンでしょうっ!
さて、次に考えなくちゃならないのは何をがんばったのかです。まぁ、順当に考えれば今回の私のアホ企画なんでしょうけど、それじゃつまらないので別の事にします。因みに本編が何をがんばっているのかは知りません。だから被ったらごめんなさい。
みんなががんばる事。それは生きる事です。がんばらなくちゃ生きていけない世界なんてなくなればいい?いやいや、それは世間を知らな過ぎるよ、少年。がんばるという意味をもう一度考えるんだ。何かを成し遂げるにはがんばらなくちゃならないんだ。がんばらずに手にしたモノなんて何の価値も見出せないよ。つまりは大切に思えないんだ。
そしてそれは自分自身にも当てはまる。がんばっていないから直ぐに諦める。踏ん張れなかったから自分を卑下する。がんばっている人たちが眩しすぎて嫌悪感を覚える。そして言い訳のオンパレードだ。
確かにがんばらなかった癖に成功した人もいるだろう。運だけで勝ち抜いた人もいるはずだ。でもその幸運が自分に降ってこなかったからと言ってがんばらない理由にはならない。
がんばるとは自分の足で立ち、前へ進むことだと思う。そして周りを見てみよう。そこには君と同じ状況の者たちが黙々と前に進んでいる姿が見えるはずだ。中には君よりハンデを持っているものもいるだろう。肩に何十キロもの荷物を背負っている人や、何人もの仲間の背を押している人もいるはずだ。
足を一歩踏み出す度に、足元がずぶずぶ沈む場所を歩いている人だっているかも知れない。後ろを振り向くと、そんな障害に屈して歩みを止めてしまった人たちが見えるだろう。そんな人たちに手を差し出さないのは非道だろうか?しかし、今の君にその人たちを引っ張れるだけのチカラがあるのか?
実力なき者が行動しても共倒れになるだけである。助けを求める者は、助け出してくれる者が駆けつけてくれる事を望む。一緒にいてくれる者など望んでいない。だからまずはチカラを付けよう。まずは自分自身が前に進めるチカラを。そして出来うるなら人をその背に背負って進めるチカラを。
勿論人ひとりを背負うチカラは並大抵ではない。数歩なら背負えても数キロ背負い続けるのは難しいだろう。だけどある人はそれをこなしている。当然歩みは遅い。後から来た者たちにどんどん追い抜かれ、取り残されてゆくだろう。でもその人は歩みを止めない。背負っているものを降ろそうともしない。
そんな姿を見て君は手を差し伸べるはずだ。ひとりでは大変でもふたりなら負荷は半分になる。ひとりで背負うには重過ぎる負荷でもふたりなら歩き続けられる。そしてゴールテープを切った時、駆け寄ってくるであろうギャラリーたちに君はこう言うんだ。
『がんばりました』
それではまた来週ぅ~。・・いや、続かないがな。終わりだ、おわり。
はい、最後にご挨拶を。
すごいですね、ここにいる作者のみなさんって。私、結構な量のタイトルデータを持っているんですけど殆ど被りがありませんでした。まぁ、短い一文字タイトルなんかはあれですけど、やっぱりみなさん頭を捻って考えていらっしゃるんでしようね。ここで使わせていただいたタイトル以外にも面白いものやかっこいいものは沢山ありました。
でも説明系タイトルは長いと言われていますけど、持っているデータの中で一番長いのはエッセイ作品でした。ちょっと意外です。そして何でこんなタイトルパクりまくりの当作品が8万文字にもなるんだ?一体何が私を突き動かしたんでしょうね。
当初は週1回の投稿で1年の予定でしたが、あまりにもつまらな過ぎたので毎日投稿に切り替えました。これなら何かの間違いで暇潰しに読んで下さる方もいるかも知れません。
さて、勝手にタイトルを使わせて頂いた作者様には感謝のお礼を述べさせて頂きます。ありがとうございました。お礼は言いますが謝罪はしません。だってここはアウトローの遊び場だから。
でも、これを読んで俺もやってみようかなと思った方は注意してください。私、作者様方に許可の打診をしていません。多分、通報されたら運営から厳重注意を喰らいます。いや、今頃言っても遅いんだけどね。だって私前科一犯ですから・・。
-完-




