『チート薬師のスローライフ ~異世界に作ろうドラッグストア~』
えーっ、もうネタを考えるのも面倒になってきたので、人様がお考えになられたタイトルだけを頼りに、私なりの解釈でそのタイトルのプロットを考えてみようかなと始まったのがこの企画でございます。
さて、いつまで続くか判らない、というか続けていいのか?な企画ですが、第13回目のパクリタイトルはこちらです。
『チート薬師のスローライフ ~異世界に作ろうドラッグストア~』
これは・・、手が出ないかもしれない。だって絶対専門知識が必要だよ?ドラッグストアだよ?処方箋はどうするんだ?そもそも異世界って万能薬とかありそうなんですけど?お店を構えるって事は貨幣経済が存在しているんでしょ?もしかして物々交換ですか?なんでコンビニにしなかったんだろう?異世界なんだから薬事法の適用範囲外だと思うんだけど・・。
はい、ちょっと考えただけでこんなに疑問が湧いてきます。これらにちゃんと言い訳を準備しておかないと話が破綻します。まぁ、本編の方はそっち系の経験者が自分の知識を生かした設定にしたかっただけだと思うんですけど、知識のない者が手を出すと専門系の物語ってすごくめんどう。
こうゆう時はワード分解で解析です。まずは『チート』と『薬剤師』は分けられるけど、多分わけちゃ駄目だろう。チート持ちの薬剤師って事だろうからね。次は『スローライフ』だけど、スローライフってなんだ?働かないって意味か?なら何で職業がタイトルに入っているんだろう?適当に働く?薬剤師が?今日は二日酔いなので休みます?インフルエンザが流行ってもスローライフ?いやはや、ご都合主義がてんこ盛りの話になりそうだ。
そして作ろうというからには異世界にドラックストアがなかったことになる。というか、異世界にドラックストアって必要なの?普通に薬屋でいいんじゃない?生活消耗品や食料品を扱いたかったの?それってスーパーでもいいんじゃね?
はい、業界の知識がないと疑問が滾々(こんこん)と湧いてきます。大体ドラックストアを作って何をさせたいんだ?スローライフ?お店が繁盛したらスローどころか寝る間もなくなるんじゃないのか?
と言うことでここは思いっきりヘンテコな世界観を創り上げる必要があります。まずは異世界では現世の薬事法も真っ青な薬品取り扱い規制があることにします。故に薬がとても高価で且つ数も限られている。故に薬が欲しくても一般庶民は手に入れられずらい。領主の発行する購入許可証なんかが必要とかいう理不尽設定も盛り込んじゃう。しかも、病気に対する薬の種類も少ないとしておきましょう。
そんな異世界へ現代薬事知識を持った主人公がやって来る。しかもチート持参で。主人公はチートによってどんな病気でもそれ用の薬を作り出せる。原料なんかそこら辺の土でいいよ、だってチートだから。いっその事、現代から最新の薬を調達できるようにしてもいいや。えっ、代金は?ビットコインで払っておいて下さい。
さて、薬は用意できた。でもそれだけじゃ異世界の規制に引っかかる。そこでドラックストアだ。異世界では馴染みのない販売方法で供給する事により法の目をすり抜ける。
役人曰く。
「これは薬ではないのかっ!」
主人公曰く。
「いえ、これはサプリメントです。薬ではありません。大体薬だったら専門の薬師が必要でしょう?」
「お主が薬師なのではないか?」
「私が?とんでもない。私など、どの植物が薬草なのかも判りませんよ。」
「これは原料が薬草ではないのか?」
「はい、ただの土です。でも土にもミネラル分は含まれていますから、それがもしかしたら効果をもたらしているのかも知れません。」
「むーっ、土では規制できぬな・・。仕方がない。あまり派手にやるなよ。」
「ははっ、お目こぼしありがとうございます。これはほんの少しではありますがお茶代にでもして下さい。」
「うむっ、何か不都合があれば言ってくるがよい。」
「ありがとうございます。」
・・。何か姑息な小役人が出てきてしまった。
あれ?この設定って大丈夫かな?もしかして本編と被っていない?う~んっ、元となった本編を読むのが怖いな。
それではまた来週ぅ~。・・おかしい、異世界モノって簡単だったんじゃないのか?




