『恋に身を焦がす、夏』
えーっ、もうネタを考えるのも面倒になってきたので、人様がお考えになられたタイトルだけを頼りに、私なりの解釈でそのタイトルのプロットを考えてみようかなと始まったのがこの企画でございます。
さて、いつまで続くか判らない、というか続けていいのか?な企画ですが、第9回目のパクリタイトルはこちらです。
『恋に身を焦がす、夏』
悪くないですよね、このタイトル。とてもこの投稿サイトの作品タイトルとは思えません。でも、このタイトルで小説を書くとなると色々決めなくてはならない事が多いです。
まずは主人公。男なのか女なのか。年齢は学生なのか大人なのか。夏と言うフレーズをどう生かすか。何故、愛ではなく恋なのか。確実に恋愛モノなのだから相手も存在しないといけません。そうなるとふたりの関係も考えなくてはならない。あーっ、なんか面倒になってきた・・。
さぁ、面倒になった時はギャグに逃げるしかありません。故に恋をしたのはなんと『夏』だっ!うひょ~っ、擬人化もここまで来たかと言うくらいアバウトだっ!しかも恋のお相手は当然『冬』でしょうっ!もう絶対叶わない恋だよね。だって絶対会えないじゃんっ!もしくは地球のこっちと反対側の遠距離恋愛だ。
まぁ、実際の夏と冬で物語を進めちゃうとパニックジャンルになっちゃうから、擬人化した『夏』の神さまと『冬』の神さまの物語辺りにするのが妥当でしょう。お互いその存在や意味は理解しつつも、相反する属性により忌み嫌い合うふたり。でも嫌い続けるという事は、相手を常に意識するという事ですから、その感情がいつしか恋に変わる。・・変わるかな?
まぁ、ここはご都合主義ということで深く考えない事にしましょう。さて、そうなるとどちらを男にし女にするかが悩みどころですが、昔の名作に則ってここは女性を『冬』としましょう。氷の女王の冷たく頑なな心を情熱だけは有り余っている夏の若者が溶かすっ!おおっ、なんかそれっぽい。まるで青春物語みたい。どこか陰のある女の子を天真爛漫な男の子が表舞台に引っ張り出す。いや~、物語ってどんな設定にしても同じようなところに落ち着くんですね。
当然、すんなりとはいかせませんよ。何せ『冬』と『夏』ですからね。障害となる案件なんて幾らでも思いつきます。思いつかない時は名作からパクリましょう。シェークスピアあたりだと読者のみなさんもよく知っているはずですからすんなり読んでくれるはずです。下手に自分で考えると収拾が付かなくなりますからね。
そうやってハラハラ、ドキドキの展開を何回かさせつつ、終盤はいい感じになってゆく。だけど最後に大波乱を起こさせて、予定調和で安穏としていた読者に悲鳴を挙げさせましょう。きゃーっ、なんでそこで勘違いするんだーっ!違うっ!死んでないからっ!なんでお前は事前に説明しておかないんだーっ!てな感じで。
そう、愛するが故に何も見えなくなるのが恋愛です。でも『夏』と『冬』の神さまが死んじゃうと世界が崩壊するからちゃんと復活の儀式も入れておかないと駄目だな。
『復活祭』いいねぇ、ケーキを食べたり、チョコレートをあげたりするお祭りじゃないですからね。仮装大会でもありません。本物は厳粛なものです。そこいら辺の厳粛な雰囲気を書ききれたらたいしたものだ。
でも小難しい言葉で綴ってはいけません。だって小さい読み手はその言葉の意味をまだ知りませんから。読み手に判る言葉で書き表さなくちゃならないところが童話作家さんの大変なところです。
あれ?別に童話じゃないか。なら何でもいいや。
そして、最後は夏と冬がひとつになって『春』が産まれる。おーっ、何かいい感じに終われたな。あれ、でもそうなると『秋』はどうなるんだ?
それではまた来週ぅ~。・・何か辛くなってきました。




