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読書/田中芳樹『マーヴァル年代記』 ノート20180318
田中芳樹『マーヴァル年代記』角川書店1988‐1989年
全3巻からなる。
大陸に百三十州の版図をもつマーヴァル帝国は、皇帝直轄地七十州と、六公国各十州からなっていた。疑り深い父皇帝から粛清の危機があった皇子カルマーン大公は暗殺して帝位につく。他方、六公国の一つ・金鴉国の君主ヴェンツェルは新皇帝とは親族で学友でもあった。彼は事の真実を知ると、友人から帝位をもぎ取るべく反乱を起こす。他方、両者とやはり学友であった騎士リドワーンは、内乱に巻き込まれつつも、独自の勢力を築き、漁夫の利をさらうかのように、ヴェンツェルの妹を嫁にすることで新王朝を築く。
ノート20180318




