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読書/夢枕獏『大帝の剣 巻ノ一 天魔降臨編』 ノート20180313
夢枕獏『大帝の剣 巻ノ一 天魔降臨編』角川書店1986年
夢枕氏作品の主人公には、身の丈2メートルのマッチョマンであるものを散見する。本作の主人公・万源九郎もその一人だ。腰には武士のステータスである大小の刀、背中には主力兵器たる大帝の剣を背負っている。洋風の長剣のようでもあり、和風の斬馬刀のようにも思えるような重量感がある。
舞台は関ケ原の戦い直後の日本だ。一匹狼の傭兵というか用心棒というか「よろず屋」稼業をしている。依頼主に頼まれて、伊吹山の賊にさらわれた少女を救出した。その夜、隕石が近くに落ちた。好奇心にかられ、現場に行ってみると案の定、隕石孔があった。その隕石孔の付近には珊瑚のかんざしが落ちていたので拾った。かんざしには何か重要な秘密があるようで、忍者やら妖術師達に襲われる。いったいどんな秘密があるのか、敵の正体は……というところで次巻に続くとなった。二巻以降は読んでいない。未完なのだそうだ。
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