55/100
読書/ロバート・A・ハインライン『宇宙の戦士』 ノート20190318
ロバート・A・ハインライン『宇宙の戦士』1959年、田中融二訳・早川書房1961年
「さあこいモンキーども、人間一度は死ぬもんだ」という鬼軍曹の有名な台詞がある。時代が時代だけに、王制形態をとる敵エイリアンって日本人かね? と勘ぐってしまう。
蜘蛛形をした知的宇宙生命体と、人類とが、外惑星において衝突する。若い主人公は士官候補生となり、鬼教官が下すミッションを、仲間たちと潜り抜け、いっぱしの戦士に成長していく。そして物語の最後のミッションは、王制を敷いている敵の巣を襲って、謎とされていた王族を捕獲するというもの。これに成功した主人公は将校になった。
本作は中学生のときに読んだ。『機動戦士ガンダム』の第一作がテレビ放送されていたころで、もろに影響されていることは周知のことだ。
ノート20180319




