読書/マイケル・ムアコック『エルリック・サーガ』ノート20180318
有色系の亜人メルニボネによって築かれた大陸帝国メルニボネは一万年の栄華を築いた。第428代皇帝エルリック8世が最後の君主となる。即位前のエルリックは風流を愛する皇子であった。ただこの人は虚弱な白子で、魔法や薬で生かされていた。エルリック帝が即位して間もなく、従弟イイルクーンが皇帝の座を掠め取るべくクーデターを起こし、あまつさえ、皇帝の許嫁をも奪ってしまった。国を追われたエルリックは、宝剣ストームブリンガーを得るや、体力を回復し、辺境に新王国を建国。やがて帝都へと踵を返し、内乱を鎮める。しかしその際、従弟を殺したので、「従弟殺し」の汚名を浴び、帝国を捨てることになる。ストームブリンガーは、人の魂魄を食らって来世に転生できないようにさせてしまう、魔神が宿った恐るべき魔剣だ。聡明なエルリックは葛藤しながらも結局剣に運命を弄ばれ、最終的には、一つの宇宙を滅ぼすことに協力してしまう。
子供のとき、書店に並んだ本書の挿絵をみて強烈なインパクトを受けた。大人になってから買って読むと、凄まじい世界観に圧倒された。
ノート20180318




