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読書／柴田よしき『猫探偵・正太郎の冒険〈1〉猫は密室でジャンプする』 ノート20180317
柴田よしき『猫探偵・正太郎の冒険〈1〉猫は密室でジャンプする』光文社2004年。
たまたま自作小説で猫探偵ものを描いたとき、競合する作品がないかいくつかあたった。猫探偵ものというのは『三毛猫ホームズ』ならずとも、外国ものを含めていくつかあった。本作もその一つだ。主人公の猫探偵は正太郎といい、琵琶湖近郊に住むミステリー作家・桜川ひとみを飼い主とするのだが、「同居人」と呼び対等に考えている。ある日、ひとみの熱烈ファンの男が作家宅「巡礼」にきて、美人であるひとみを襲おうとするのを正太郎が防ぐ。犯人は正太郎の誘いに乗って、捕まえようとしたところが、崖っぷちのようなところから転落して死亡する。
ノート20040317
