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もう一度妻をおとすレシピ 第8冊  作者: 奄美剣星
読書感想文
44/100

読書/クリスティー『ダウンハイム氏の失踪/ポワロ』 ノート20130223

『ダウンハイム氏の失踪/ポワロ』ノート20130223


●ポワロの失踪に関する見解

  1 平凡な人の自然的失踪

  2 濫用されることの多い記憶喪失

  3 殺人

●ダウンハイム氏/有名人

●ミラー/担当

●ダウンハイム氏の失踪/先週土曜日、ダウンハイム氏は、ヴィクトリア停車場から、チングサイドへゆく列車に乗る。昼食後、園丁に指示。御茶の後、妻の部屋。ドライブウエイを散歩して、そのまま蒸発した。

●口髭の男・ローエン氏の訪問/ダウンハイム失踪の15分後。夫人が応対。

●8キロ離れたエントフィールドで競馬。目撃者なし。

●今週月曜日に、先週土曜日に金庫がこじあけられていたことが判明する。

   無記名債権、紙幣、宝石多数が被害

●ダウンハイム氏とローエン氏との仲はしっくりいっていない。というかあまり接点がない。共通点は南米の株。

●ダウンハイム夫人はチョイバカ。

●フランス窓が、薔薇園に面して開くのを園丁が目撃。ダウンハイム氏がよく利用していた。

●ダウンハイム氏の出かけた時間は五時半前後だ。

●事件があいまいな場合はよい前兆。明らかな場合は誰かが細工したものだ。とポワロ。

●ポワロ/湖とボート小屋に注目する。

●湖からダウンハイム氏の服が発見される。

●ダウンハイム氏が身に着けていた黄金指輪がビリー・ケレットという人物により質入れされた。

●ボウストリート/中央警察裁判所の住所

●ケレット/こそどろ。容疑者。殺人犯ではないとジャップ、ポワロの一致。

   1 ダウンハイム氏の死体が見つからない

   2 大ぴらに質入れしたことから、指輪欲しさの犯行ではない。

   3 こそ泥はめったに殺人をしない。

   4 ローエンの人相を克明にいうのは出来過ぎだ

●湖沿いの道に石灰焼き窯がある。

●ジャップ警部帰宅、ポワロ瞑想後の、ヘイスティングズの推理

   1 すべての証拠はローエン氏の仕業を示す

   2 氏は、ダウンハイムに恨みがある

   3 氏は、一歩も書斎からでていないと嘘をついた

   4 ケレットの証言から、ローエンが事件に関わることは明らかだ

●ポワロの推理の検討

 1に関して/商談にきたローエン氏が、手紙を投函に行ったダウンハイム氏の行動により、書斎に取り残されることを知るわけがなかろう

 2に関して/遺恨があるのはダウンハイム氏のほうだ

 3に関して/失踪した氏の服が湖から発見された。氏は怯えていた。

 4に関して/その点は認めるよ

●ポワロの最重要項目2点の補足

 1 氏の最近の宝石購入熱

 2 氏の昨秋のブエノスアイレス旅行

●ジャップ警部の電報/夫妻は昨冬から寝室を別にしている。現在は6月中旬だ。

●ダウンハイム銀行の破たん

●結果/ポワロの着眼点

  1 銀行の金を着服して宝石を買い込み、宝石模造品にすり替える。

    別人名義でどこかに隠して、どろん

  2 ローエン氏と対立した経緯があり、呼びつけて、罪をなすりつける

    金庫に穴をあけておく

●ダウンハイム氏の居所をみつける方法/ポワロは、利発ではない、夫人を、ケレットにあわせればよいと提案する。

●ダウンハイム氏はアリバイを用意した。昨秋、ブエノスアイレスに行ったことを偽装、コソ泥ケレットをでっち上げ、刑務所に二、三か月収監される。

●園丁の証言通り、氏はボート小屋にゆき、浮浪者の服に着替え、ボートで湖に行き服を捨てる。そこから町で、指輪を質入れ、警官を殴ってボウ・ストリートの拘置所に収監される。これがトリックだった。


『ポワロの事件簿1』より』

ノート20130223






   

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