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読書/赤川次郎『三毛猫ホームズの恐怖館』 ノート20180314
赤川次郎『三毛猫ホームズの恐怖館』光文社1982年
警視庁捜査一課の刑事・片山義太郎は、血を見るのが大嫌い。そんな彼のサポート役は妹の晴美と、探偵猫のホームズ(♀)だ。兄妹とホームズは、ガス爆発現場で、女子高生死体を発見する。さらに、片山のアパート近くで、背中を刺された女子高生の死体を発見した。被害者の共通点は、同じ高校の高校生だということだ。捜査の裏側で、全校生徒が真相を解明していき、演劇部生徒が、どうも真犯人らしい校長に、事件の真相を知らしめる演技をやって追い詰め、転落死させたらしいのだが、迷宮入りになってしまった。片山刑事はうすうすとそのことに気づきつつも、それ以上生徒たちの世界に踏み込めないということを悟って、事件から手を引く。
学生のころに読んだ。読書録を今頃になってつけるのも一興。
ノート20180314




