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読書／リチャード・バック『かもめのジョナサン』 ノート20180319
リチャード・バック『かもめのジョナサン』五木寛之訳 新潮社1977年
とある海岸線。カモメ達の群れは長老達によって統制されていた。スピードと冒険を求めるジョナサンは長老達の怒りに触れ、群れから追放されてしまう。しかし、若いカモメ達のなかには、強い意志をもって我が道をゆくジョナサンに共感を抱く者が続出し、ジョナサンは後輩に早く飛ぶ方法を伝授する立場になる。作者は、当時現役のパイロットで、そのあたりは『星の王子様』の作者サン＝テグジュペリと似た背景を持っている。寓意に富んだ物語だ。
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