表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/3

コータくん初の仕事

  ここは、平和な三吉高校。

  コータくんや世の中のために働きますよ部の人達が通っている学校。

 入部して一日目。


 ※※※※※


 授業が終わり皆さんは、部活動へ行く時間、コータくんは、部室がどこにあるか分からないため、一人教室に残っています。

 すると一人の女性がコータくんの下へやってきました。

 その女性は、今井ヨーコである。

「部室教えてやるから、付いて来い」

 男言葉で話すヨーコちゃん、かわいいのに残念ですね。

 コータくんは、黙ってヨーコちゃんに付いていきます。

 さてさてどこに行くのかと思いきや、体育館裏ですね。

 何をするんですかね?ふふっ。

「ここは体育館裏だよな? こんな所に部室なんてあるのかよ」

「黙って付いてきなさい」

 ヨーコちゃんに黙ってついて行くコータくん。さっきもこんなシーンがありましたね。

 そして裏に来て、少し歩くと、一つの綺麗な小屋が見えてきました。

 早速中へ入って見ましょう。

 中の大きさは、教室一つ分位の大きさ、二階建てになっております。

 中は普通の家ですね、学校にこんな家を建てていいんですかね。中に入った、コータくんとヨーコちゃん。

「いらっしゃい、コータくんヨーコちゃん。待ってたよ」

 リョーマくんはとアヤちゃんが待っていました。

「コータくんは、ここの事は知らないから、ヨーコちゃんに迎えに行かせたよ」

「俺に用事でもあるのか?」

 コータくんは、不思議そうにリョーマくんを見ています。

「そうなんだよね、今日コータくんに来てもらったのは、他でもないよ。依頼が来たから、初めて仕事をしてもらおうと思ってね」

「仕事?」

 仕事って何なんでしょうね。

 危険なことかも知れませんね。例えば、薬物をピー、ウソですよ。

「そう、内容はねこの小包を校長に届けて欲しいんだよ」

「小包の中身って何だよ?」

「それは、僕の口からでは言えないね、それでも君が知りたいなら、校長本人から聞くといいよ」どうやら、何か訳ありの気がしますね。

 コータくん危ない事件に巻き込まれなければいいんですけどね。


 さぁ、今からコータくんの初仕事ですよ、校長室に行くだけですけどね。ほんの五分で校長室に着いたコータくん。

「失礼します」

 ノックをして礼儀正しく入って行く。

「君は誰かな?」

「上地コータです、小包持ってきました」

「あー、あれかリョーマくんとこの新しく入った子だね、リョーマくんから聞いてるよ」

 リョーマくん校長に人脈あるってどんな人何ですかね。

 小包をしっかりと渡したコータくん、これで初仕事終了ですね。

「あのー校長、その中身って何ですか?」

「知りたいか?」

 やっぱヤバいんですよ、コータくん踏み込んじゃダメ。

「知りたいです!」

  コータクーン!!

「この事が校内に広まれば、学校は崩壊じゃぞ。それでもいいのか?」

「絶対に誰にも話しません!」

「よかろう、コータくんと言ったな、中を開けて見たまえ」

 小包を渡されたコータくん、慎重に開けていきます。

 中身はなんと!?

「フィギュア?ってフィギュア!?」

「そうだよ、フィギュアだよ。もういい年のおっさんがフィギュアだよ、その普通に買えないから、リョーマくんに頼んで、Amazonだよ。リョーマくんと君しか知らないから、言っちゃだめだよ」

 校長がこんな趣味あるとは、思いもよりませんでしたね。

 いい年のオッサンがフィギュアか、面白いですね。

「いや、誰にも言いませんよ。それと校長キャラ変わってますよ」

 コータくんは、校長室を出て、部室へ帰って行きます。


 場所は変わって部室。

「リョーマー!! お前分かっててこの仕事を俺にやらせたな!」

「いきなり怒鳴って入ってこないで下さいよ」

「これが怒鳴らずに要られるか!! 最初から、フィギュアって分かってて黙ってたのかよ!」

「そうだよ。だって言ったら君は行かないだろ」リョーマクくんは、どうやら分かっていてコータくんにこの仕事をさせたらしいですね。

「まぁ、今回の仕事とは、終わりですね。ご苦労様でした」

 リョーマくんは、社長椅子に座りながら、言う。コータくんご機嫌斜めですね。

「そう言えば、ヨーコとアヤは、どこいったんだ?」「あー、あの2人ですか。あの2人でしたら、他の仕事をしていますよ」何の仕事かは、言わないリョーマくんでした。

 少しリョーマくんとコータくんで話していると、ドアが開きます。

 誰か帰ってきたらしいですね。

「たっだいま〜。頼まれた仕事終わったぜ」

 どうやら男の方らしいですね。

「おっ、こいつが新人か。俺は三日月ジン、ジンでいいぜ。俺も二年だからな。これからよろしくな」

 ジンと名乗る男性は、身長が高くスラッとしており、イケメンと言う奴ですね。

 こんな人もこの部活何ですね。

「おかえりー、どうでしたか? しっかりと仕留める事は出来ましたか?」

 一体何を仕留めたんですかね。

「楽勝だったぜ。一時間くらいで出来たぜ、そっからなかなか返しくれなくてな」

「そうでしたか、お疲れさまでした。今日はもう帰っていいですよ。あっコータくんも」

 ジンくんは、部室を後に帰って行きました。

 だがコータくんは、まだ帰る気配がありませんね。

「そう言えば聞きたいんだけど、この部活一体何人いるんだよ」

「えっとですね、10人くらいですかね」

 リョーマくん、非常に曖昧ですね。

 部長ならしっかりして欲しいところですよね。

「くらいってどういうことだよ?」

 やっぱりそこに突っ込むんですね。

「それがだね、この部活にいるのは、10人何だけどね、人手が足りないと臨時で来てもらうからね、だから正確な人数が分からないって訳だよ」「へ〜、まだ会ったことない人いるんだな」

「そうだよ、みんな個性が強すぎるから大変だよ」

 リョーマくん、他人ごとのように笑いながら、言っています。

「さっ、もう聞くことは、無いなら帰った帰った」

 追い返されるように、帰って行く、コータくん出合った。

「ふぅ、コータくんは、まだこの部活の怖さを知らない。がんばってよ」

 どうやら何か訳ありですね。


 さて今回のお話はおしまい、おしまい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ