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月下恋歌  作者: 梨千子
エピローグ
36/36

作中短歌

雨の音に

まぎれて消ゆる ものの影

なほ手をのべて 触れむとぞする

――詠み人知らず


意味:

春の雨音に紛れるように、あの影は消えていく。

届かないとわかっているのに、私はまだ、手を伸ばし続けている。


解説:

東宮・鷹宮の歌と伝わる上の句に、何者かが後に下の句を補ったとも言われる。



 ***



問はれしを

忘れぬままに 春は来て

鳴く鳥のこゑ

君を呼びたり

――東宮妃・綾子


意味:

あのときあなたに問われたことを、忘れられないまま、とうとう春が来てしまいました。

あなたはいません。

鶯の鳴く声が、あなたを呼んでいます――


解説:

東宮妃・綾子の歌。

東宮・鷹宮と交わした約束に応えたとされる。

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