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「長い歴史を持つ、この都市の『冒険者ギルド』も……とうとう解散だ……あははは……」
明るめの場所で見るギルドの幹部会のメンバーは……どう見ても、人生に疲れ切った爺さん達にしか見えなかった。
この都市の名士たちが集る結婚式を狙った爆弾テロ。
それを察知した冒険者ギルドのランキング上位パーティーは、現場に駆け付け……犯人の殺害と、テロに巻き込まれた人達の救助を行なおうとしたが……残念ながら、そっちの専門家なんかじゃないので、混乱をより酷くしただけだった。
あれ?
って、事前に察知したんなら、「専門家」である都市の治安・司法当局や人命救助ギルドやスーパーヒーローギルドに応援を依頼すれば良かったのに……。
どうやら、その日、僕は頭を打ったみたいで、記憶が曖昧だ。
あれ?
いつ、どうして頭を打ったんだっけ?
ともかく、この都市の冒険者ギルドは不始末が続いたせいで、当局から解散を命じ……ん? 不始末続き?
数日前のテロの件以外に、何か、不始末やってたっけ?
ああ……畜生……。
あの地元の糞野郎どもの方が正しかったなんて……。
「冒険者になって、ランキング1位になるんだ」
子供の頃、そう言った時に「何、夢見てんだよ」と馬鹿にした奴らの言った通りになんて……。
「人命救助ギルドやスーパーヒーローギルドや退魔師ギルドなどに頭を下げて、君達全員を移籍させる事が出来た。移籍先のギルドにランキング制度は無いが……残念ながら、我々、冒険者ギルドで言う『ランキング最下位』相当の扱いからの再出発だと思ってくれ……。今までのダンジョンや都市の外での活動とは逆に、都市の中での活動がメインになるので、勝手が色々と違うだろうが……まぁ、頑張ってくれたまえ」




