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3.天使二人の冒険者登録

 さて、この世界に来て最初に行くのは大体わかる。この二人の天使はもともと日本人を異世界に送り込んで人間観察ストーカーしていたのだ。

 そしてその日本人は大体同じ行動に出ていた。

 さて、どこだろうか。

 と、問いかけても分かるだろう。

 冒険者ギルドに行くのである。





「と、いう事で冒険者ギルドにいっちゃお〜!」


 と、フィリアーネが言った。

 ちなみにこの天使二人はこの世界の事は少しだけ知っている。フィリアーネの人間観察ストーカー対象の少年などの沢山の人たちが同じ世界に入っていたのだから。


「…フィーちゃん。これさ、普通に飛行したら早くない?」

「確かに!」


 …だがしかし、飛行を持っているのでその知識は必要なかったようだ。

…転移・転生者。大丈夫だ。きっと多分この後に役に立つから。多分。





「とーちゃーく!」


 フィリアーネとカティーナは1分も経たず、冒険者ギルドに辿り着いた。

 そりゃあ、飛行で時速300キロという、車の速度を余裕で越していたのだから、

「え?何あの人?」「おい!天使の羽生えてるぞ!」「しかもかわいい…」


「ねぇ、周りがざわついてるけど大丈夫?」

「大丈夫!私ね!こうやって周りがざわついてる時は、自分に関係ない事って知ってるの!」

「大体はそうだけどこれは多分違うと思うよ!?」

「まあとりあえず入ってみよ〜!」

「とりあえず羽しまってフィーちゃん!」


 そう言ってフィリアーネとカティーナは冒険者ギルドに入った。

 この後、小さな噂の話題になるのは当然の事だった。




「すみませーん。ここで冒険者登録したいのですが、出来ますか?」

「あ、はい。…こちらの方もですね?」

「はい。お願いします」


 冒険者ギルド

 冒険者ギルドの中は意外と清潔で、酒場、冒険者ギルドが一緒になっているそう。

 荒くれ者が多いが、女性も多い。なので全年齢対象で誰でも簡単に稼げると、職業の中でも有名。

 この世界の5割以上の人が登録している。

 冒険者のランクは10まであり、最初が星1、そこから2.3.4.5.6.7.8...といき、最終的には星10が最高となる。

 そして冒険者登録は最初は無料で、紛失したら手数料がかかるらしい。


「…ここまでの説明、大丈夫ですか?」

「はい。大丈夫です。」

「それでは、冒険者活動、頑張ってください!」


 とりあえず、天使二人は冒険者登録を済ませたそうだ。

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