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君はどうして、僕を好きじゃないの?

作者: 七瀬
掲載日:2021/12/19








僕にはずっと“好きだ好きだ”と伝え続けている女性ひとがいる。

彼女は僕が好きだという言葉をまともに受け止めてくれない!

女性は? 追うと逃げる生きものなのかな?

僕がこんなにも君を好きなのに、伝わらない。

君と出会って、既に10年以上になるね。

それなのに、君にこの想いが伝わらない。

何度か? 君の事を“諦めよう”と考えたこともある。

こんなにも僕の想いが伝わないなら、可能性がないと想ったからだ!

それでも、僕が君を諦めなかったのは、、、?

やっぱり僕は君が好きだったから...。




・・・このまま僕の君への想いは報われないのかな?

僕がすっと君を好きだと言っているのに、君は僕の気持ちなんか

無視して他の男と付き合うんだ!

僕を無理矢理呼び出して、彼氏の愚痴を聞かせてくるんだ!

僕が仕事とで忙しい時も、用事がある時も無視して聞かすのにね。

僕の気持ちなんか君はお構いなしなんだよ。





『ごめんね、こんな時間に呼び出したりなんかして!』

『夜中の3時に呼んでくるのは俺ぐらいだよ。』

『分かってるじゃん!』

『・・・で? どうせ彼氏の愚痴の話なんでしょ!』

『あのね? 私、彼と別れようと想ってるの。』

『もうその話、何千回も聞いたよ。どうせ別れないんでしょ。』

『もぉ~意地悪なんだから!』

『だって、ホントの事じゃん!』

『今回は、絶対に別れるって決めてるの!』

『・・・どうしたんだよ!』

『“あの男! 私に隠れて浮気してたのよ!”』

『・・・また、』

『“またって何よ?”』

『前の彼氏も、その前の彼氏も彼氏の方が浮気で別れてんじゃん!』

『えぇ!? そうだっけ?』

『えぇ!? 憶えてないの?』

『憶えてない!』

『バカなの?』

『バカだよ!』

『もういいよ! 別れたら。』

『うん! そうする。』

『・・・マジかよ!』

『マジよ!』








・・・数日後、君は彼氏と別れたらしい。

君があの時、言った通りちゃんと彼氏と別れたみたいだ。

僕にも、これでチャンスがあるのかなと思いはじめていた頃。

君は既に、他の男性ひとと仲良くなりつつあった。

いつもこうなんだよな!

君は僕を、“男として見ていない!”

こんなにも君を好きで大事に想っている男は、僕以外に他にいないのにさ。

こんなに近くに居るのに、君は僕を見ていない。

【君はどうして、僕を好きじゃないの?】

僕はこんなにも君を大好きなのにさ。

僕は、これからどうしたらいいのだろう?

君の事を忘れて、他の女性ひとと付き合う方がいいのかな?

このまま君を諦めない方がいいのか?

もう、僕には分からなくなっていた。

















 *





『いつもごめんね。』

『定番の夜中の3時だね。』

『うん! あのさ?』

『また好きな男性ひとの話?』

『まあ、そうだけど? でも今日は少し違うよ。』

『えぇ!?』

『こんなに近くにステキ男性ひとが居た事を今更気づいたの!』

『・・・・・・』

『“私と付き合う?”』

『・・・う、うん。』

『何泣いてんのよ! 嬉し泣き?』

『目にゴミが入っただけだよ。』

『嘘ばっかり!』

『そうだね。』




最後までお読みいただきありがとうございます。

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