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セカンド  作者: ゑ☆、
19/37

19結婚

もう既に、アシェットの役所には、結婚証明を届け。

あの後、同衾して2人とは同じ部屋に寝ているのだが、アレ隣りの暖かさが無い。

ベッド側に、

「あらあら、急いでよ」リーナが、言う。

「早くしてよ」ティアラまで。

「ウーン、朝か」

朝から、何だ。

「あ、式の日だった」

「あーあもう」ハモってる。

メガネを掛け。

急ぎ、洗面台に立つ、禿げ掛けの黒い頭に、黒目の姿。

教会迄、歩いて3分。

そう、急いでもなー教会は、逃げないし。


揃って歩く、父親のアンリ=バルフォア男爵は、首都アシェットの宿『グランドホテルアシェット』に昨日から泊まり込みでホテルロビーで、初対面。


丁寧な挨拶と柔かな雰囲気を纏った人物で人の良さを感じる。

警備のハンニバル、家政助手アリサ。ウィル、カブールの鍛治男子。アスナ、ハナリ、アネモネの営業女子も一緒。


商業ギルドの長でアルタ商会会頭のアルタ氏。

フィル=ラガルド=ニコラ公爵様からは、お祝いの使者が手紙を託して読んでくれるそうだ。因みに、使者は王国魔術師のライト氏。姉のバネッサ=ニコラ公爵夫人は、来てくれている。

姉のイリア=アルテッツァ侯爵夫人も。



レア、シュガー、イルムの3人ミネルバの槍。フェリックス親方。

セルジ服飾店のセルジさんもだが、ドレスを頼んだがどんな仕上がりだりろうか。

因みに、結婚指輪は、ミスリル銀に蛇の装飾で魔石と龍のリュジーヌの鱗の粉を、混ぜた攻撃霧散と魔力霧散、水魔法、治癒魔法の付与を魔法で組み込んでいる強力な魔道具になる。


騎士団団長カンパニー=ヴァンテーヌ卿とレアンナ夫人。

魔法学校カルル=ヴァンテーヌ氏。

孤児院のシェラ女史。冒険者ギルドのアレク氏。従魔ギルドのパウロ氏。魔法ギルドのギリアム氏。

が、招待客である。

ナバル司祭と神子のルシアの立ち会いの下に、言葉を紡ぎ、

「ティアラ=バルフォア=エクレスは、汝エクレスの妻となりて、供に歩むか」

「はい」


「リーナ=アンドリュー=エクレスは、汝エクレスの妻となりて、供に歩むか」

「はい」

「エクレス、汝、リーナ=アンドリュー=エクレスとティアラ=バルフォア=エクレスを妻とし供に歩むか」

「はい」

役所には、手続きをしたから名前の最後は、家名になってしまった。


指輪を渡す。軽く抱き寄せキスをする。

あれっ、リーナ貴族の家だったのか、聴いた事、無かった。後で聞く様にしよう。あ、そうだリーナ何故だか愛称は、リサと呼ばれてたらしい。

フェリックス親方からは、「ヒューヒュー」と揶揄われた。

商会で、内々の細やかな料理、お土産に、缶切りと缶詰類を用意した。鯖、サーモンに似た金色サーモン、パン、果物の缶詰や焼き菓子に、生ケーキ。

何と、缶詰がこの世界には無かった。

商会傘下のお菓子屋『パーラーフィ』の職人のデヴィンさんウエディングケーキと焼き菓子、お土産菓子を制作。


『喫茶レーベル』の支配人ヨハンには、カクテルや日本酒、エール、つまみの簡易なバーを創りそこで、饗応してもらってる。

因みに、支配人はハンニバルの弟さん。


ケツアルのマッハ、シムルグ、シャー、メーナは、商会中庭上空から光魔法で花吹雪を降らせ。


リーナの精霊イアイラは、龍リュジーヌと中庭の木に、腰掛けリュートを奏で祝福の歌うを歌う。吟遊詩人のカナンも呼び、ピアノを弾いている。


ピアノは、中庭に設置して後で、手遊びに、俺が弾くつもりだ。


三月前、召喚魔法で、バイエルとピアノが出たのにはビックリした。二か月間必死で練習したら弾ける様になったので。

現在、ジャズ喫茶の様な店を開き。日中は、軽食を夜は、酒を出している。

吟遊詩人のカナンを雇ったり自分が『喫茶レーベル』で奏でたりする。


●●●●の為に、ム●●●●セレナーデだとかの曲をBGMに流してる。



スライムのジルは、猫に形態変化させ室内の警備を。


料理人のエリカさんは、料理全般を監督、皆で手伝って創る。茸の混ぜご飯、貝の混ぜご飯、蟹、麹料理、カレー、明太子のスパゲティ、金色サーモンの魚の香菜蒸し、迷宮のオークや高ランクの魔肉のカツレツ、おにぎり。


果物では、苺、りんごのコンポート、干した葡萄、無花果、桃、南国から取り寄せたパイナップル。

パイナップルジュース、ラムネなど炭酸水の飲み物。

日本酒、麹を使った甘酒、冷やしたエール、シャンパン、炭酸水のカクテル、エールとブランデーのカクテル、5.4.3.2.1のシャンパンタワーも光魔法で飾っている。タワーには、水しか入れてないが。

魔道具冷蔵庫や魔道具冷凍庫が、風味を逃さず保存出来るので、自分の所のモノだ。


取り皿に、取る形式ビュッフェにする。

スコラの白狼ガルは、表や屋敷内の警備。



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