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セカンド  作者: ゑ☆、
15/37

15魔石


魔道具の魔石は、魔物から出るのと鉱山などの土中の深層から産出される。

魔道具の魔石の簡単な交換と再生利用を考えた。作るなら、圧縮と固定と熱を掛けるんだろなぁと。

空氣中、土中に龍脈と云われる気の流れが有る場所なら魔力を集め身体を触媒に圧縮と熱を加えたら魔法で出来るかもね。


電池を考えるに、中に魔石を組み込み魔力の代わりに成らないかと。


エクレス商会の専属鍛冶師。

ドワーフのガルゼとエルフのリーナに協力を頼む。

先ずは、鉄を伸ばす「ファイアプレス」プレス加工を火魔法。

円柱形に加工、電池の形に。

中に、魔石を粉末化した物を入れる。

其れを両側で端子ー挟み差し込んで使える様にホルダーを木で端子を板バネで試作。

取り敢えず、以前作ったカールドライヤーにハメて見ると使える。

魔石の魔力を使い切る。

人間の身体には、微細な電流が流れ、脳のシナプスは一種の電流が流れてるしな。

で、「ボルト」


雷魔法にて、指先から弱い電流を魔石電池に流して見ると魔力が電池に溜まっていった。100V12APと云った感じか。

静電気でも出来るのではと、木箱の中にライデン瓶の蓄電部品と銅線に外付け手回しのハンドル。

エレキテル/平賀源内さんのえれきてるを作って見たら。

成功。

手回しには、歯車を付けて水車見たいに回す機能にしてみた。

地下水の川に通し水力式にした。


「コレは、使えますぞ主」

ガルゼさんは、言う。


勿論、商業ギルドには書面で届けて他者が商品作成の際は特許料を貰う様になっている。製品価格の5〜8%位だろう。又、商業ギルドは、銀行の役目-お金を預けて、入出金の機能はある。

勿論、手数料を3%出金の際取る事となっていたりする。手形や小切手の扱いは無いが。

「再生して商売になりますね。」とエリも言う。

早速、プレス加工の魔道具と圧延機を作る。

コレより、商会の魔道具は全てコレに変わり。

回収と再生で、10銅貨/回と費用を貰う事にした。

電池の売値は、1白銅貨に。


地下工房が手狭になり、地下室を下に広げた。

『ドカーン!!!』音が、した。


慌てて、B2地下工房に急ぎ。

唖然とした。

ガルゼさん何やらかした?


「主、申し訳ない。」

水浸し、いやお湯浸しである。


どうやら、地下拡張で掘る際土魔法の一部が下の岩盤を突き抜け温泉を掘り当てたらしい。酒飲んで仕事したか。


笑顔になる、「良くやらかした。」

彼は、頭を下げるばかりだった。

少し酒の匂いが、した。


危険を避けるために、壁は土魔法で強化した。

噴出するお湯を何とか蓋、圧力鍋の蓋の様にハーケン状のクサビを打ち石に変換して固定。

土魔法で蓋をし圧力を逃す。

早速、配管して湯の温度と各パイプに送る制御するタンクと各配管に繋がる開く閉じるのバルブを製作。掘り炬燵、屋敷周りの地面と屋敷の床(床暖房)に配管を通し別に風呂へと温泉を引く。

鍛治工房を作った甲斐があった。

そこで、ガルゼさんと相談。コレ売れないかと。


隣のフィル=ラガルド=ニコラ公爵家に商談を申し込む。

膝を付き恭しく頭を下げる。

「実は、温泉を掘り当てまして、温泉の効能は疲労回復、肌荒れの防止と美容です。」

「ほぅ。と」ニヤリと笑い。

伝を頼りに、魔法学校のヴァンテーヌ先生、騎士団団長の兄に頼んだ温泉の成分表を渡す。元素魔法の体系が、魔法にあるらしい。



温泉の配管費用と見積もりした紙と冬場の雪を溶かす配管の提案、温室の提案書も渡す。

商談は、成功。10白金貨。配管の保守に5金貨/月。

公爵家と知遇も得た。

配管作業の、数日後。

美容スクラブとドライヤーを考える。

バスボムは、重曹とクエン酸に、片栗粉と香料を混ぜて製作。印刷した商会ロゴと注意書きの紙袋に商品名フェアリーバスボムと入れる。

温泉あるなら要らないかな。

シュガースクラブは、砂糖を細かくしオリーブオイルかココナッツオイルに香料を混ぜて出来上がり。

フェアリーオイルと名前を付ける。




ティアラと一緒に、公爵家に訪問。


公爵夫人、「肌に良いとはな。」

試作した。櫛と櫛+鏝がアタッチメント式のドライヤーとシュガースクラブを試作モニターになって欲しいと渡す。

使い方は、エリーが説明。

非常に、好評でした。



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