13従業員4
現在、従業員4人。ガルゼ、リーナ、ティアラ、俺。
手が足りない。後5人はいる。
レア、シュガー、イルムの3人ミネルバの槍は、護衛の仕事で隣のニコラ公爵様と隣国に出ている。隣国と言っても山越にて直ぐ20km程。
今回は、ニコラ公爵様のお供は辞退させて頂いた。
リーナと、従魔ギルドに、来た。
敷地には、飛竜や従魔達の厩舎がある。カウンターに、寄ると職員の女性、名札には、キャロと書いてる。
キャロさんに、従魔に付いて聞いた。
「従魔は、魔法か世話して契約する場合が、あります。世話は従魔が幼い頃からの接触で信頼関係を」要するに、魔法で呼び出すか、捕獲して力の上下を見せるか、小さな頃から信頼を得るか。
商会は、現在地上4階、地下は4階、屋上付きに建て増し。
商会に、帰ったら地下四階の召喚部屋に、魔石を砕いたインクと布、筆を取り出す。
布には、従魔の召喚サークルを描く。
詠唱は、無し。
あるのだが、要らない。
イメージは、龍と狼。リーナは、詠唱するらしい。魔力が、増す詠もあるらしい。チントと云う。万葉集の言の葉もそういうものだと聞いた事がある。天井は、星空を模した絵を星空は、ガルゼさんに魔石を埋め込んでもらう。四方には、其々、南は赤い布、北は白、東は緑、西は銀を掛ける。召喚の台は、階段を付け白い大理石。壁は、白い。創造主は女神レアリティ、商売鍛治神、風旅神、戦いの神、を模した象を配置。静かな場とした。
「我の言葉に、従い。古の理をもちて契約を交わさん。来たれ。」
マジックサークルから、ネーレーイスの女神の精霊が出て来た。
「イアイラと名付け、我が従魔とせん。」
彼女の手に精霊が、手を出し触れたので契約が成立した。精霊が具現化するのは、珍しいらしい。髪は、水色。目は、青い。肌は、白い。
服を着せねば‥‥
次は、俺。
「来い。」
マジックサークルから犬。
なんだか白いよな、汚れるから洗うの面倒。オマケに2mもあるから飯食わせると大食いかな。
途中で、魔力を切る。
頭に、念話が届く。
『我は、スコルが狼。』うん、太陽を追いかける狼かな。
魔法陣に落ちない様に、前足を引っ掛け落ちない様に踏ん張ってる。
「大食いは、要らんし。」
隣のティアラが、笑う。
『体を縮められる。』
何か必死だよな。
「‥‥名をガルとし、従魔とす。」
マジックサークルから出て来たようだ。腹を見せて、服従のポーズをとる。縮んで、柴犬位になった。
警備員さん確保。
再び、「来い。」
マジックサークルから4mのとぐろを巻いた龍が出た。
「呼んだ?」「いいや。」
「呼んだ?」「うんにゃ。」
「帰ったらまた連絡する。」
「呼んだから、帰れない。」「女性か?」「うん。」
「‥名をリュジーヌとし、従魔とする。」
サークルから出て、人型のちょうど、中学生1年生位の女の子になった。目は、金色。髪は、プラチナブロンド。肌は、白い。服を着せねば‥‥‥
握手をして契約成立。
龍は確か、このイムンド世界では四匹、其々が各国の守護龍として顕現してたと聞くが今は、国が滅び三ヶ国だった。
話しを聞くと。
「龍は、信仰に依り具現化するんだょ本当は、精神体で核はあるけど形は無いんだよね。」
と面倒に成らねば良いが。
冒険者ギルド、依頼の薬草類を数枚集め依頼を受ける算段をカウンターのアレーナに渡す。
目的は、従業員。一応、ティアラと
「さて、スライムを狩るか。」
凡庸性を考えると、オールマイティさではスライム。スライムは、魔力特性に寄り性質や特技が変わる。と魔術の先生が言ってたね。