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異世界転移─国造り─  作者: ルク
第1章 村造り
3/5

柵作り

村を造ったあと、数時間が経過した。

その間は、村民に家を分配したり、成人と話をした。

そこでの話しを纏めてみた


──────────────────

○早急に対処しなければならないもの


・食糧確保

・水源確保

・村の周りの地形確認

・村の周りの安全確保

・防柵作り



○遅くてもいいもの


・村人への教育

・村の各施設の建設

・資源発見

・家畜の発見

・村の制度等の制定

・戦闘能力向上


──────────────────


が出た。

早急に対処しなければならないものについては、早め早めに対応するしかないだろう。

労働力が限られているので、全てを同時には進めれそうにない。


だが、食糧については畑を作ろうとは思っている。

幸いなことに、アイテムに種や鍬等の道具が入っていたので、午後から耕してもらおうと思っている。



水源については、近くに川が流れているといいんだが、まだ周囲の調査をしていないため、判明していない。

無くても村に井戸があるから当分は大丈夫なのだが、水を多く使えるようになるのはありがたいことなので、早めに見つけたいと思っている。


村の周りのことについては明日にでも、大人を数人連れて見てこようと考えている。

武器や防具については、初心者の~という物がセットでアイテムに入っていた。

それなら、鉄等の鉱石もあるかもしれないと見てみたんだが入っていなかった。

これであったら、直ぐに鍛冶屋を建てて、作ってもらおうかと思ったんだけどな。


まぁ、無い物ねだりをしても仕方がない。

次に防柵だが、これをこの後作ろうと考えている。

柵と言っても木を蔓で組んだもので、そこまで頑丈ではない。

だけれど、こういうもので村を囲むことによって、次にちゃんとしたものを作るまでの繋ぎになってくれたらと思う。






皆が、食事を終え村の広場に集まって来た。


「よし、皆家は見てきたか?今からは村を守る柵を作ろうと思う。子供たちは女性と共に家の掃除や夕飯の準備をしていてくれ。男はたちは俺と共に柵を作ってもらう者と、畑を作る者とに別れてもらう。誰か農業に詳しい者はいるか?」


「はい、カンナ様。私にやらせてください。私はガルドと申します」


「分かった。では、ガルド頼んだぞ」


ガルドに種を、女性たちに食材を渡し、数人の男たちを連れて広場を後にする。

まずは見本を見せるために、木を斧で切り倒し、蔓を用意する。

それからを使って柵を作っていく。


柵作りの手順を簡単にすると次の通りだ。


1.木と木を合わせるところを少し削る

2.木を合わせる

3.蔓でぐるぐると巻いていく

4.1~3を繰り返して組んでいく

5.平面を作り、それを∠の用に支えを作って完成だ


これを村をぐるりと囲むように設置していく。

ギリギリ夕飯までには設置し終わった。


それから夕飯を食べ、ステータスを見ていた。


◇◆◇◆◇◆◇◆

名前:神無かんな

種族:人間

Lv.1

職業:王Lv.1、木こりLv.1、木工Lv.1、教師Lv.1

スキル

《前世の知識》《自動翻訳》《ボーナスポイントシステム》

【武術】【魔法】


◇◆◇◆◇◆◇◆


となっていた。

職業の木工と教師については柵を作るときに、木を削ったことにより木工を、人に教えたことで教師を得たと考えられる。


スキルにあることは何となく分かる。

だが、この【武術】と【魔法】についてはよく分かっていない。

ゲームなら、押したら説明出てくるかな~、と思って押したら一覧に切り替わった。


──────────────────

【武術】


剣熟練度(0/0)

槍熟練度(0/0)

斧熟練度(0/0)

鎚熟練度(0/0)

 ・

 ・

 ・

 ・

 ・


──────────────────


武器毎に熟練度があるわけか。

色んな武器を使ってもいいけど、そのときは大変そうだな。

まずは1つの武器だけ使っていこうか。


次は魔法だ。


──────────────────

【魔法】


火熟練度(0/0)

水熟練度(0/0)

風熟練度(0/0)

土熟練度(0/0)

光熟練度(0/0)

闇熟練度(0/0)

 ・

 ・

 ・

 ・

 ・

──────────────────

となっていた。

武術と魔法はそれぞれに熟練度があり、使っていくと成長するということか。

火熟練度というところを押してみると


──────────────────

【火魔法】


ファイヤーボール

??? 開示条件熟練度10

??? 開示条件熟練度50

??? 開示条件熟練度100

??? 開示条件熟練度200

 ・

 ・

 ・

 ・


──────────────────


どうやら、熟練度の上昇によって使える魔法が増えるみたいだ。

他のも見てみたが、~ボールとなっていた。


館の裏庭で魔法の練習(危なく無いのだけ)をし、ある程度行うと体から力が抜け、怠くなってきたので、寝室に向かい目を閉じた。


明日は村の周囲を見に行こう。








※魔法説明※


ファイヤーボール…拳大の火の玉を正面に放つ魔法。威力は小さく、本職の魔法使いは牽制ぐらいにしか使用しない。


ウォーターボール…ファイヤーボールの水版。魔法は使っても消滅しないため、飲み水作成にも利用できる。


エアボール…ファイヤーボールの風版。そよ風程度の風のため、攻撃としては使えない。扇風機の代わりとして使える。


ロックボール…ファイヤーボールの岩版。当たると痛い。


※職業説明※


王…指揮下の能力上昇、支配力上昇、統制力上昇、政治力上昇


木こり…腕力上昇


木工…器用さ上昇


教師…知力上昇



※説明※


腕力─力の強さのこと。

耐久─体の丈夫さのこと。

敏捷─足の速さのこと。

器用さ─手先の器用さのこと。

知力─頭の良さのこと。

精神力─魔法に対する耐性や耐久のこと。




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