表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
言の葉考  作者: 想 詩拓
8/91

2012年02月16日 描かれる光

 著名人が一つのテーマを元に絵画や写真を紹介する十選シリーズは日経新聞の文化欄に華やぎを与える連載である。現在の連載のテーマは「光 十選」。第一回目はジョルジュ・ラ・トゥールの「悔い改めるマグダラのマリア」だった。

 一人の婦人が蝋燭の光の中で座っている絵だが、他はともかくろうそくの光が妙にリアルで、絵だということは分かっているのに本当にそこにマグダラのマリアが座っているように見えてドキリとしてしまう。

 このテーマだと必ずフェルメールはまず外せないだろう。窓際から差す光が室内を照らしている絵は誰もが一度は見たことがあるに違いない。


 また、光というテーマを出すならルネ・マグリッドの「光の帝国」を選ぶのは安直だろうか。昼の空に夜の街というシュールな絵であるが、地上の民家からの明かり、そして昼の空に満ちる太陽の光(太陽自体は描かれていないが)はどちらも写真と見紛うほどに写実的だ。


 筆者は絵画ではあまり食指は動かないのだが、現実感のある絵には不思議と惹かれるものがある。その中で光が上手く描けている作品はいかにその光が照らす世界が荒唐無稽でも本当にそんな世界があるのかと思えるくらいに存在感を醸し出すのである。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ