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言の葉考  作者: 想 詩拓
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2013年03月05日 嘘付きの初歩

 他人が詐欺の嘘に騙されているのを見ると、どうしてこんな嘘に引っかかってしまうのだろうと不思議に思う。実際、言動に矛盾があるなど、少し疑えばバレる嘘は多いものだ。

 筆者も人間であるから、悪い嘘が脳裏に浮かぶことがある。しかし、それを口にすることはない。嘘が発覚するのが怖いからだ。


 筆者も昔、少額ながら詐欺でお金を取られたことがある。財布を落として三重の伊勢市まで戻る金がないと縋られて貸してしまったのだ。後から手口を知れば典型的な寸借詐欺である。ここで、筆者は知らない人にお金を貸すという常識的ではない選択をしている。


 後から考えると一緒に交番に行くべきだった。詐欺でなかったとしても、警察がなんとか処理してくれただろう。

 詐欺師だった場合は、絶体絶命のピンチに陥るわけだが、彼はそれを恐れていなかったのだろうか。筆者が物知らずだから助かったものの、警察に連れて行かれる可能性はかなり高かったはずだ。

 だが、恐れていなかったのだろう。要するに、詐欺師は筆者を舐めきっていたのだ。嘘は人を舐めるところから始まる。騙せると思うから嘘をつく。その分析を見誤った時、嘘つきは人を舐めることのリスクを被ることになるのだ。

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