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言の葉考  作者: 想 詩拓
22/91

2012年03月01日 2,000億円の詐欺事件

 2月の下旬から日経新聞を賑わせ続けるニュースがある。AIJ投資顧問の約2,000億円の企業年金資産消失事件だ。

 この事件で狙われたのは企業年金だった。確定拠出年金や厚生年金基金として、企業の運用する私的年金、つまるところ我々が働いて得た月給から控除されている老後のためのお金である。それがそっくり消えたというのだから惨い。


 AIJは巧みに損失を隠し、リーマンショックの時でさえ利回りがよいように偽装した。そして「儲かります」「実績があります」と言葉巧みに営業を掛け、契約企業を増やしていたのだ。こうしてみると、そこらに転がっている詐欺事件と変わらない事件ではないか。

 詐欺事件の性質の悪いところは、犯人が捕まったところで失ったお金が戻る保障は全くないところだ。いくら返還請求をしたところでない袖は振れない。家を売ろうが、女房を質に入れようが、形振り構わず金策したところで2,000億は補填できまい。結局泣きを見るのは被害者である企業か、もっと悪ければ社員である。

 老後働けなくなった後に当てにしていたお金が消えることがどれだけ絶望的か。AIJ投資顧問のこれからの落とし前の付け方にはこれから注視していきたい。

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