y+yy
夜
お前は鏡を見ながら
俺
笑えないテレビを消す
矛盾しか
ここにないのであれば
何故
ヒトは夜に水を望むのであろうか
心
に夜
お前とはキスの五秒前
自由な夜に
孤独な心中
すり減った言葉達
悪魔達は自由を望む
哲学など
空に
ふわふわ
きれいに消えて
やさしい
別れに
気を移しては
欲しいもの
すべて
手に入れろ
無邪気に
笑って
お前の寝顔を見ていると
明日を覚える俺がいた
起承転結
鳴らないピアノ
部屋の隅
猫が
俺へと鳴いている
心音
を謳う
詩人は
浪漫を抱いていて
夜を抱く
お前はどこまでも続く
この浪漫を
愛し続けて
頬触る
真実此処に
夢中に置いて
夜の水
甘く
刹那に
飲む
ヒトよ