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木陰ちゃん労災に遭う②

前回までのあらすじ。

ヤバい龍が目覚めて木陰ちゃん大ピンチ。


てか、マジで笑えない状況です。


人知れず魔王が地下の龍にボコられるとか、そんな状況ってある?


「我の眠りを妨げた者は赦さぬ」


どこかの勇者みたいに滅茶苦茶ヘイト向けてくるし、最悪なんですけど。


これはちょっと、冗談抜きに色々と腹を括らないと駄目かも。だって私、まだ死にたくないですしおすし。


「ふぅ…」


精神を整えるように大きく息を吐き出し、地龍を見据える。精神さんによる鎮静効果はとても有能で、いつだって賢者タイムに至る事ができた。


さぁ、戦略を練ろう。


相手を分析する事も、自分を大きく見せる事も得意分野じゃないか。


まずは、自分にできる事を隅々まで把握する。



森山木陰

魔王


レベル48

HP1181000

MP281000

TP1181000


力1181000

魔力281000

素早さ1181000

防御力1181000

器用さ81000




スキル

魔衝撃レベル6

魔炎撃レベル6

魔氷撃レベル6

魔風撃レベル6

魔雷撃レベル6

魔振撃レベル6

魔導砲レベル4

超弱行動レベル5

拘束レベル7

万里眼レベル7

召喚レベル6

闇の衣レベル7

闇の波動レベル7

闇の鼓動レベル7

絶対王政レベル8


パッシブスキル


威圧レベル8

指揮レベル5

抑制レベル6

精神レベル8

支配レベル6

奇跡レベル6

言霊レベル6

怠惰レベル8

自動回復レベル6

超再生レベル6


EXスキル


魔王の血

素質

黒色

異才


チートスキル


阻害

変身

転移

鑑定


持ち物


チーターズブック

まほろばの剣

英血の腕輪

アビスの首飾り



強い。私ってば普通に強い。

使ってないスキルとかも謎にレベルアップしてるし。


でも、ステータスもスキルもニーズヘッグの方が上。戦えば力で圧殺されるのが目に見えている。


ならばどう戦うか?

まずは相手の行動パターンを読み、対応と対策を練る。


面接でもどういった系統の質問をされるのか予め分かっていたら、対策は簡単。例え自身より遥かに上のランクであっても、勝利を手繰り寄せる事はできるのだ。


私は召喚のスキルを使い、4体の眷属を呼び出した。

見た目は気持ちが悪いので割愛する。


呼び出された眷属は、魔王の眷属だけあってステータスは50000を超える。


しかし、魔族では四天王に次ぐ強さがあったとしても、ニーズヘッグを前にしたら、盾役にすらなれないのが実情だった、


それでも、指揮、支配、絶対的王政を使って、眷属のステータスを底上げし、ニーズヘッグに向かわせる。


出勤初日であんなのに向かわされるとか、可哀想な事この上ないのだが、私は私の命の方が大事だった。


恨むなら、ブラック企業に就職してしまった、自身の分析力を恨んでくれ。


あっさりと殺された4体の眷属にお悔やみを申しつつ、更に4体の眷属を召喚する。


私が持つ眷属のストックは400体。

今が耐え時である以上、労災で何体死んだとしても、投入を惜しむつもりはなかった。


「魔衝撃!」


眷属が龍爪で殉職していく中、私は一点集中の魔衝撃をニーズヘッグに放った。


衝撃波によってニーズヘッグの体は吹き飛んだが、大したダメージもなく転移し、私の背後に現れる。


「赦さぬ…」


という声と共に、龍爪が私の柔肌を切り裂いた。


痛い。


例えるなら、猫の爪で思いっきりひっかかれた感じ。


字面だけだと、何か全然平気そうに感じるけど、叫ぶ位には痛いからねアレ。


てか、後ろに結構退いたのにこのダメージとか勘弁して欲しい。


「召喚、拘束」


再び4体の眷属を召喚し、無駄だと考えつつも拘束を発動する。


予想した通り拘束の効果はなく、4体の眷属もあっさり龍爪で裂き殺された。


とはいえ、4体の眷属を切り裂いた後は、かなり隙だらけになる。


「魔雷撃」


その隙を狙い私は再び全力で攻撃を放った。黒い雷と衝撃が、ニーズヘッグに直撃し、黒い雷が大地に傷を付けた。


大地は傷付いたものの、ニーズヘッグはケロッとしている。


物理防御や魔法防御スキルのせいで、ダメージは殆んど入らないとは思っていたけど、予想していたより全然入らない。


この状態で桁違いのHPを削り切るとか、無理ゲーもいい所だった。


なんであれターン数を稼ぐ為に取り敢えず召…っ。


召喚の行動よりも前に、ニーズヘッグは私に向かって黒炎を放ってきた。


大地を溶かしながら、膨大な質量の炎が襲いかかってくる。


「魔炎撃」


私は咄嗟に魔炎撃を放ったが、黒い炎と黒い炎は、ぶつかり合う事さえしなかった。


火炎放射器にライターの炎が呑み込まれるように、殆んど一瞬で魔炎撃は黒炎に呑み込まれた。



黒い炎が周囲を包み込み、激しく炸裂する。


その場には黒く溶けた大地だけが残された。



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