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小学4年生

「よし! 沖縄大会を優勝したぞ! いよいよ全国大会だ! 今度は近くの福岡で開催される! だから、おやつは300円までだ。スマホのペイに親にお金をチャージしてもらうなよ!」

「ええー!?」

 那覇は小学4年生になると具志堅監督に口答えする。

「困ったです。僕の口座には、毎年メロンおじさんから100万円が贈られてくるです。それで安室ちゃんと沖縄デートをしているです。」

 これが球界では当たり前のスカウトからのメロン代の闇の使途不明金である。

「ちょっと待て! 普天間小学校はどうするんだ!?」

「そうだ! そうだ! 沖縄モノレール小学校はどうするんだ!?」

 沖縄大会がカットされて両校から苦情がくる。

「仕方がないだろう。両行は廃校になって統廃合だ。全員、沖縄小学校に来い! 行くぞ! 全国大会だ!」

「おお!」

 これが本当のwinwinの関係である。

「俺が転校したのはいったい!?」

 首里だけは秋風が吹いて黄昏た。

「よし! 全国大会に行くぞ!」

「おお!」

 沖縄代表チームは全国大会の福岡に飛行機で向かった。

「遥々来たぜ~! 福岡~!」

「その声は!? 函館くん!?」

 福岡に着いた那覇は函館に出会った。

「全国大会の1回戦は北海道と沖縄だ! 那覇! 俺と勝負だ!」

 函館は那覇に宣戦布告する。

「見えます、見えます。」

 那覇は大きな水晶玉を覗き込む。

「1回戦は10803対0で僕たちの勝ちです。ドーム福岡の屋根は開かなかったので雪の心配も要らないです。」

「何をやっているんだ?」

「試合をスキップ機能です。ゲームでは戦ってもらいます。スキップしたかったら課金してスキップチケットを買ってください。」

「おまえは本当に小学4年生か!?」

 こうして全国大会の1回戦を沖縄代表は快勝した。

「那覇! 久しぶりだな!」

「桜島くん!?」

 鹿児島代表チームの桜島が現れる。

「今年こそ優勝するのは俺たち鹿児島だ!」

 準々決勝の相手は鹿児島である。

「見えます! 見えます! 1391対1298で沖縄の勝ちです。」

 那覇は試合をスキップした。

「なんでやねん! カットしすぎだろ!?」

「誰だっけ?」

「大阪代表や! ええ加減、覚えろや!?」

 準決勝は大阪代表チームだった。

「見えます! 見えます! 5523対5498で沖縄の勝ちです。」

 那覇は試合をスキップした。

「来年からは沖縄予選だけでなく、全国大会もスキップするです。」

 まだまだストーリー構成が甘いと思う那覇と作者であった。

 つづく。

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