拐われるっぽい
R指定ってどこからやればいいんだろう…((((;゜;Д;゜;))))カタカタカタカタカタカタカタ
「きゃはっ、きゃはははは!死ぬわけ無いじゃんこんな人形壊されただけでさぁ!」
黒いドロドロした何かを噴き上げながら擬きは私たちに近付いてくる。
ドロドロはあっという間に部屋に満ちた。
「カナリヤ!逃げなさい!!」
お母様やお姉様がドロドロに塗れながら叫ぶ。
逃げようとしてもドレスがドロドロを吸って酷く重い。
「きゃはっ逃げようとしてるのぉ?ダァメ、カナリヤちゃん、逃げようとしたらこうだよぉ 」
甘ったるい、気持ちの悪い男の声と同時に音が聞こえた。
太い、木の枝を折るような音が。
「っっああああぁぁああ!!」
「お姉様っっ!!」
「シスネェェ!!」
獣じみた声、崩れ落ちるお姉様。
そして私やお父様たちの悲鳴。
なんだこれ、どんな悪夢だ。
「次逃げようとしたら今度はお姉ちゃんの頭と身体をバイバイさせちゃうよぉ?」
一瞬の現実逃避も許されず、私は反射的に叫んだ。
「やめて!お姉様に乱暴しないで!」
「カナリヤちゃんが逃げないならそうするよぉ、それからそこの魚出してる君、君が変なことをしようとした瞬間にここの人間全てを殺すから。」
「くっ、オルカ」
『無念、また呼ぶがいい』
殿下がオルカさんを体に戻したと同時にドロドロが私たちの手足にまとわりついて手枷と足枷になった。
「さあさ、お子様2名様ごあんなーい」
そして私たちの意識は真っ黒に塗り潰された。




