表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪役令嬢の憂鬱  作者: くるくるもふもふ
2/44

決意をしたっぽい


「とりあえず眠い…」


起きた時は鮮明に覚えていたゲームに関する記憶は今や遠いもやのなかにいる。

攻略の仕方も、攻略キャラクターも思い浮かばない。

ただ、自分の終わり方だけが思い出せる。


嫉妬に狂い



愛していた許嫁に捨てられ



私のせいで一族郎党処刑される


何故前世の私が死んだのかわからないし、もしかしたら前世の私の妄想の世界がここなのかも知れない。

だけどカナリアを産んでくれて、愛を持って育ててくれた家族を自分の身勝手さに死なせるわけには行かない。


「カナリアお嬢様起床のお時間になりました。入室の許可を」

「どうぞ」

「失礼致します。」


侍女が告げる一日の始まりに私は決意した。


家族は、死なせない。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ