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悪役令嬢の憂鬱  作者: くるくるもふもふ
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王子様とご対面っぽい

デ、ディズニーシーに行ってきました…めっちゃ足痛い(笑)

「…………………………………………。」

「…………………………………………。」


庭には沈黙のみだった。

私の目の前にはひたすら睨み付けてくる男の子。

こんな人と二人きりにさせるなよお父様お母様。


こんな…王太子殿下となんて。


事態は少しだけ遡る。


シスネお姉様と感動の再会を味わっていたら不意に咳払いが聞こえたのだ。


「すまないね、アクィラ。そろそろそちらのお姫様に私たちのことを紹介してくれないか?」


咳払いの主は、いつの間に部屋に入ったのか。

品のいい仕立ての服を着た、金や銀の交じる藍色の髪が美しいお父様にも負けないくらいダンディで格好いいオジ様だった。


「おお、すまないな。忘れていた。カナリヤ、彼らはシャカル・コルネッロ・ヴォイシャノブォイ・アルテメリア国王陛下とリュコス・オルカだスヴァルトゥル王太子殿下。リュコス王太子殿下はお前の見合い相手、そして婚約者だ。」


ぱーどぅん?

え、え?婚約者って見合い終わってから決まるものじゃないの?

てかお父様、殿下達にタメ口はあかんでしょ。

王太子殿下めっちゃ睨んできてるんですけど。顔に穴あきそうなんですけど


「どうだ、アクィラ。カナリヤ嬢も嬉しそうな顔してるだろう。」

「どちらかというと呆然としてますわ。陛下」

「なぁに、気にするな。さ、後は若い者に任せて私達は去るとしよう。」


え、え、えええええええ!?

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