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2万ドルの護衛

砂塵吹きすさぶカリフォルニアの赤土。

パシフィックドライブの張り紙には、護衛の求人広告が載っている。

ボートでの密輸。

運ぶだけの仕事。

完了すれば、2万ドルの報酬。

破格の待遇に、背に腹は代えられない心境から、

受けることに。

誰のテリトリーかも分からない港から、

北上していく。

簡素な操縦席から見る夜の海は暗い。

操縦士のレッドネックを頼りに、パイソンを片手に。

水しぶきをあげながら進み続ける。


高速ボートにスポットライトが当たる。

まるで罠かのように、警察のヘリだ。

何を運んでいるのかは、俺だって知らない。

だが、ここで捕まるわけにもいかないから、

撃ち落とす以外に選択肢はないだろう。


ヘリの前面に.357マグナムを撃ち込む。

ダブルアクションの6連発が火を吹き、ガラスを突き破るバレット。

ヘルメットのやや下を狙い撃ち。

赤い血にまみれたフロントガラスと共に、

ヘリは太平洋に落下する。

暗い海の底まで沈むヘリ。

陸にはパトカー。

これじゃあ、かなりキツイぜ。

ムーンクリップで次弾を込める。

揺れるボートからのスコープ無しでの遠距離。

ワイルドウエストのキャラクターのように、

タイヤを撃ち抜く俺の腕前に、

操縦士のおっさんも笑いが止まらねぇ。


闇夜のラグーンに荷物を下ろし、去り際に2万ドル。

今度も頼むぜと言われ、生きてたらと返し、

ポリスにとって悪夢となる日が終わる。

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