46話 入学式
今日は、ユースティア学園の入学式だ。聖堂のような体育館に入学生の私たちは椅子に座っている。右側に貴族が並び、左側は庶民が並んでいる。私は貴族側にいながらも、これは、、、どうなの!と、早くも頭を悩ませていた。
しばらくすると学園長の挨拶が始まる。
そして次は新入生代表の挨拶だ。代表はアトラン王子だ。代表と言っても、試験をして1番優秀というわけではなく、王族の第1王子という身分によるもの。そのため昨年は伯爵家の子息が挨拶したようだ。
この学園は貴族ならば試験をしなくてもはいれる。しかし庶民は厳しい試験に合格しなければ入ることはできない。
「学園を変えていくなら、こういうところから変えていかないと、入学式だけでも、直していかなければならないんところはたくさんあるわ」
身分というのも大切だが、ここは教養を学ぶところ。やっぱり成績優秀者が挨拶をしないと。
入学式も終わり、私は自分の教室に行く。教室の中に入った私は、中にいた生徒に驚いた。アトラン、ロベルト、ステラ、シルフィ、見事に私の友達が揃っていた、、、これズルしてるよね?
おそらく王子たちかと考えるが、私にとってはありがたかったので、何も言わず笑顔のままで席に座る。゛それでいいのか私は゛自分で自分にツッコミを入れていた、、
今年はどうやらクラスが6クラスあり、1クラスあたり30人のようで、およそ貴族が1/5と庶民が4/5。そのため私はクラスを見渡すと、明らかに緊張している人達、余裕を持った人達がいて、態度で貴族と庶民かがわかってしまう。
「ハァー」
大きなため息を私は吐く。
そして、ため息とともにドアが開き、私たちの担任が入ってくる。
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