34話 プレゼントする
買い物から帰ってきて私は、さっそく母親にお土産を渡す。
チーズケーキを5個買ったので、5つの箱がある。
そのうちの1つを母親に渡す。
「お母様、これ今人気のケーキです。お土産です」
「ありがとう。ルセリア、何のケーキですか?」
「リクリーケーキという名のチーズケーキです」
「ありがとう。ルセリア、私チーズケーキが大好きなんの」
すごく喜んでくれる。
そしてもう1つをメシス様に渡す。
「今日は本当にありがとうございました。メシス様のおかげで楽しい1日を過ごせました」
「こちらこそ、また護衛が必要になったときは言ってください」
「はい」
私はメシス様が帰るのを見送る。
私は自分の部屋に帰り、メイドのアリサを呼ぶ。
「どうでしたか?ルセリア様、買い物は楽しまれましたか」
「ええ。楽しかったわ。アリサ」
「あっ。これメイドのみんなへのお土産よ」
チーズケーキが入っている2つの箱を渡す。
「使用人たちのおやつにして」と言って渡す
「ありがとうございます」
と母親と同じくらいにアリサが喜んでくれる。
最後のチーズケーキの1箱、これはもちろん私が食べる。
箱に入ったチーズケーキを出して、アリサに紅茶を用意してもらい部屋でマナーを気にせず食べる。本当はきれいに三角に切って食べるのだが、気にせずフォークを使い、大きさは適当にわけていく。そしてフォークでチーズケーキをさして口の中に入れる。まだ半日も経ってないチーズケーキは口当たりがやわらかで、口の中で溶けて消える。
「30分待ったかいがある味です」
半分ぐらい食べたところで私は手を止める。もっと食べたかったが広告に書かれていた
{冷やせば、固まるが決して硬くなるわけではない。冷やした食感がスポンジ}
その状態のチーズケーキを食べてみたいので、私は手を止め残りのチーズケーキを箱の中に戻した。
夕食のときは、父親にもお土産を渡す。
「お父様、これクッキーとチョコレートです」
高級感のある缶を2つ渡す。
「ありがとう。ルセリア。大事に頂くよ」
父親のカイムが私を抱きしめえる。母親以上に喜んでくれたが、それを見ていた母親が「私もそれ欲しいです」とちょっと拗ねる。
夕食を食べ終わると、急いで部屋に戻り、ベットに横になり小説を読む。
しばらくして、メイドのアリサがお風呂の準備ができたことを伝えに来る。
前世の私はよくお風呂の中で本を読んでいた。お湯がぬるくなっても多少我慢できたし、何よりも集中できた。しかし今私は公爵令嬢、お風呂で本を読むことができない。お風呂に入る時間はいつもと変わらない。いつもなら風呂から出て1時間後ぐらいに寝る。しかし今日は本を読むため、部屋の明かりを消したのはお風呂から出て、3時間後だった。
後日、半分残していたチーズケーキは、広告通り固くなっていたが、スポンジくらい柔らかかった。
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