24話 これからやることは
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新しい朝が来る。私はベッドの上で目を覚ます。昨日覚悟を決めたためか、昨夜はぐっすり寝ることが出きた。そのため今の私は絶好調だ。
コンコン、ドアから音が鳴る。
「ルセリア様、おはようございます」
と、お辞儀をしながら、メイドのアリサが部屋に入って、お辞儀をする。着替えを手伝ってもらいながら、「今日は体調がよさそうですね」「そうかしら」とたわいない話をする。
そして、両親が待つ食事をする部屋に向かう。
部屋に入り、お互いにあいさつをする。ナイフやフォークの使い方もだいぶ慣れ、両親の真似をしなくても、自分で考え手を動かし、食事を勧めていく。ある程度、食事が終わり父上のカイムが話始める。
「ルセリア、今日の予定は何だい」
「いえ、特にないです」
「そうかい。2か月後には学園生活が始まるね。家で、ゆっくりするのもいいが、身体を動かしたり、勉強するのは大事だよ」
「はい、わかりました」
「そうだ。実はアルテミス侯爵家からルセリアにお茶会の招待があってね。交友を広げるのは大事だよ。お茶会は五日後だ。参加するか、しないかは夕食の時に聞かせてくれ」
「まぁー、ルセリア、これから学園に通うのにお友達を作るのは大事なことです。全体に行って一生のお友達を見つけてきなさい」
母親のティアナの目は輝いていた。
自分の部屋に戻った私は「学園生活か」と口にする。
前世の世界では、小学校で出会えた先生の影響で教師を夢みる人もいれば、中学の時に部活がきっかけでプロを目指し頑張ろうとする人もいる。高校では彼氏ができて、青春を謳歌した人や大学で将来のために頑張った人など、人によって、小学校、中学校、高校、大学、どの時が思い出深かったかと尋ねられてもそれは人それぞれ違う。答えはまちまちだろう。
ただ、私の場合は、間違いなく中学校の時が一番思い出深かった、楽しかったと言える。つまり、今から行く学園での生活、二度目の中学校生活を送れるということだ。そう考えると、楽しい気持ちになってってくる。
そうだ、私はこの世界でまだ友達といえる子がいない。
前世では学生の時に何人か友達はいた。学生の時は自転車や列車に乗ってほしいものを買いに行ったり、推しのグッズを一緒に頑張って集めたりしていた。しかし大人になるにつれて、電話することも会うことも減っていき、最後には、お正月にメールで「明けまして、おめでとうごさいます」と送るだけの関係になった。
私は母親の「一生のお友達を見つけなさい」という言葉が頭にうかぶ。
「そうよね。まずは友達を見つけないと」
一生のお友達が欲しいと思った。
よし、アルテミス侯爵家のお茶会に参加して、一生のお友達を作ろうと私は決心した。
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