22話 ルセリアのノート3
私は、三冊目のノートに手を伸ばす。
そのノートは、ルセリアが今までに、みてきた予知の内容が書かれていた。いつの予知なのかわからず。みた予知の内容を自身がわかる限り頑張って書いていたが、12歳より幼い子が書いたものということもあり、詳しくは分からなかった。
{雨がたくさんふっていました}
{町で人が転んで怪我をしていました}
{明日、私が食べるのはローストビーフン}
{私はドレスを着て王子様に合う。とてもきれいな王子様と会う}
{食べ物がないのか、みんなが困っている。最後は殴り合いになり食べ物を奪い合っている}
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呼んでいる内容は、いつの話なのか分からない。ただ、このノートを呼んで分かったのは、私と違って、以前のルセリアは自分の意志で予知の魔眼がつかえていたのではないか?今の私は自分の意志で予知の魔眼を使うことができない。いきなり眼が熱くなり、未来がみえるのだ。どうしてだろうかと考えるが、結局は答えが出なかった。
そして、ページをめくっていくと、、だんだんノートの書き方がおかしくなっていた。ページを指で握ったのか、しわしわになっていたり、書いた内容を上から線で消していたり、涙がノートに流れ、そこだけ紙がへこんだり、盛り上がったりしていた。
何があったの?と考えてしまうが、どんなにノートを読んでも原因は分からなかった。
ただ、どうしようもなく辛く悲しいことがあったのだろうと、考えてしまう。
「ルセリア、いったい何があったの?」
と心配になる。もしかしたら、私がこの体に転生したことと関係があるのかもしれないと考えたが、答えはでない。
私は不安な気持ちのまま、本を机に戻し、夕食の時間が来るまでベッドの上で足を組み、不安な気持ちにさいなまれた。
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