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11話 応急処置

しばらくすれば、町の人も騎士たちも落ちついてくる。馬や馬車の後始末、馬車を運転したものを拘束していく。私はその様子を眺めながら、盾で馬を止めていた騎士たちが負傷して座り込んでいたり、横になったりしている様子が眼に入る。



いくら武装した騎士でも馬に体当たりされれば、無事では済まない。簡単に言えばトラックに衝突したようなものだ。衝撃はすさまじいものだっただろう。

私の手を握ってくれていたフウドの男の子の手を振りほどき、負傷している騎士たちに近づいていく。その時に、ドレスで汗と涙をふく。


「お、おい」


フウドの男の子が言うが私は気にせず。騎士たちの様子を観察する。

私は医者ではない、そのためどんな状態なのか正確にはわからない。それでも、



「すいません、誰か布と水、木の板、包帯いえ手拭いなどがあれば持ってきてください」


と大きな声で周りの人たちに助けを求める。私が言った意味が分かった人たちが急いで駆け出す。私は騎士たちに近づき、


「皆様、意識はありますか?」


大きな声だっため、負傷している騎士たちが全員、私のほうに向く。私は意識がないものはいないか確認していく。よかった意識がない人はいないようね。私は症状が重い人、軽い人を見分けていく。盾を構えていたため胸部・腹部に損傷している者はいなく、上肢・下肢が損傷している。

今、私にできることは、アイシング(冷やすこと)と固定することくらいだろう。



しばらくして、町の人たちが私がお願いしたものを持ってくる。

「応急処置をします。騎士の皆様は痛いところを言ってください」



「心配いらないよ。このくらいはすぐに治るから」

「早く、家族さんのほうに戻りなよ」

騎士たちは遠慮しているように、応急処置はいらないという。


「ダメです。。応急処置は早ければ早いほどいいんです」



『1 悪化防止 :現在以上に悪化させない』

『2 苦痛の軽減:できるだけ苦痛を与えない』

『3 早期回復:治りが早くなる』


右手を突き出し、人指し指、中指、最後に薬指立てながら、大きな声で説明する。

私の言葉を聞いた騎士たちは、戸惑っているようだったけれど、



「失礼します」


強引に、処置をし始める。

「持ってきて下さい」

と町の人に声をかけ、騎士たちの患部に応急処置をしていく。損傷は濡れた手ぬぐいで固定し冷やしていく。捻挫したものは良肢位にして、その際薄い板などを下にして固定する。また、肩や腕が痛いものは手ぬぐいを三角巾の替りにして固定する。

ちゃんとしたものではないので、大分、ぶさっこうな形になったがまぁいいんじゃないだろうか?



大分時間がかかったが、騎士たちの応急処置が終わる。その様子をみて、ほかの騎士たちが負傷した騎士たちに近づき肩を貸してあげたり、担ぎ上げたりしている。


そして全員が私のほうを向き



「「「「「「「ありがとう」」」」」」」



と元気な声でお礼を言ってくれる。それを見ていた民衆はどこからか拍手の音がし、やがてそれは周りすべてに拡散していった。

昔と今とで応急処置というものは変わってきているようです。

目が痛いときは、昔は冷やしていましたが、今は逆に温めるほうがいいそうです。

時代によっていろいろ変わりますね。歴史のように

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